機関紙「自治労府職」
2001年1月11日号
生活習慣病予防に講演会開催
生活習慣病は、食習慣、運動習慣、喫煙、飲酒などの日常生活習慣が発症・進行に深く関与することが明らかで、例年、2月1日から7日を生活習慣予防週間として、全国的に様々な啓発活動が行われている。
生活習慣病は長期間にわたり徐々に進行し、はっきりとした自覚症状も現れない特徴もあり、治療の指示があっても受診しない傾向がある。
府職員にもその傾向があり、なかには生活習慣を改めず薬だけを飲んで良しとしているため、治療効果があがっていない職員もいる状況だとして、人事室厚生課は次のとおり講演会を開く。
組合員の皆さんも自分の体をいたわり、健康を維持するために、同講演会に参加しませんか。
【日時】2月21日(水)、午後1時30分〜4時30分
【場所】新別館南館8階職員研修センター大研修室
【内容】講演「からだ・いのち・主人公はあなた〜賢い患者になりましょう〜」 講師 ささえあい医療人権センターCOML 代表 辻本好子氏
【申し込み】各職場の安全衛生管理者に2月14日までに。
【問い合せ】人事室厚生課健康管理グループ(府庁内線5774・5775)
※当日の講演参加は職免扱い。
自治労土木関係職員全国連絡会に参加して
職能通じて全国の仲間と交流
2000年12月13日から14日にかけて神奈川県で開かれた自治労土木関係職員全国連絡会に参加した石之野 司さん(建設支部・臨海公園事務所)の報告記事を掲載して、その取り組みを紹介します。
1日目の連絡会では、2000年4月に地方分権一括法が施行された状況のもと自治体の課題として、縦割り行政の弊害是正や市町村への総合支援窓口の設置、さらには住民の選択と責任を問う情報公開システムの整備などの課題で議論。特に公共事業については補助事業の是正、住民合意による地域計画に基づく事業執行、事業評価制度の確立などのシステム改革を追求していくことなどについて議論された。
具体的な取り組みとしては、人材確保・職場改善の取り組み、分権化に応じた公共事業政策の民主化の取り組み、組織体制と活動強化に向けた取り組みを進めていくことが提起された。
その後の分科会では参加者から、現場の実態として恒常的な長時間労働を強いられ、財政ひっ迫を理由とした人員削減が行われているとの発言が相次いだ。
2日目には近畿地連連絡会議も開かれ、今後の行動と取り組みや、引き続き各県職労が相互に情報交換を行っていくことも確認された。
最終の全体会議では、国土交通省(旧建設省)に対する自治労要望の具体的な内容として、国補助事業の限度額の拡大や本省から都道府県に行われる調査依頼の改善、国直轄事業負担金の廃止などを求めていくことが確認された。
2日間を通した会議に出席したが、全国の参加者それぞれが厳しい状況の中で一生懸命に活動していることが、ひしひしと伝わる会議であり自分にとっても有意義なものになった。
【臨海公園・石之野 司】
脱原発の声、強く訴え
「もんじゅ」運転再開反対集会に参加して 青年部
12月9日、福井県で行われた「もんじゅ運転再開反対全国集会」に参加した。
あのナトリウム漏れ事故から5年、この間沈黙を保ってきた「もんじゅ」運転再開が原子力長期計画の中で明確に打ち出されたこで、集会が行われた白木浜海岸も、例年以上の緊張感に包まれた。
集会では近畿を中心とした参加者が集い、各県、各団体からの活動報告の後、もんじゅゲート前までシュプレヒコールをあげながらのデモ行進を行った。
例年、厳しい天候の中で開かれるこの集会も、今年は快晴の穏やかな天気に恵まれた。デモ行進終了後、白木浜から日本海を見ながら昼食。一見穏やかな日本海の風景だが、沖には巡視船、空を見上げれば巡回用と思しきヘリコプターが上空から監視するように旋回し、横を見れば、のどかな風景とは相容れない「もんじゅ」がその物々しい姿を見せている。「なんて不釣合いな…」率直にそう感じた。
午後からは、敦賀市内に会場を移し集会が行われた。情勢報告では、世界のほとんどの国が電力供給について「脱原発・脱高速増殖炉」に転換しているにもかかわらず、日本はいまだに原子力にこだわり続け、安全性が十分に確認されないまま地域振興とセットで「もんじゅ」の運転再開を福井県、敦賀市に迫っている状況が報告された。
これからの21世紀に向け、エネルギー構造の改革(核から自然エネルギーへの転換)を図ること、核と人類は共存し得ない、このことを参加者それぞれの地域から訴えていかなければならないという思いを胸に、シュプレヒコールをあげながら敦賀駅までのデモ行進に参加し、この行動を締めくくった。
正直なところ、5年前のナトリウム漏れ事故も、東海村での臨界事故も重大なことだとはわかっていても、どこか遠くの出来事のような気がしていた。今回、緊張感に包まれた集会に参加して自分の認識の甘さを痛感すると同時に、決して対岸の火事ではないということを実感した。
発電所は言うまでも無く電力を供給するためのもの。だが、その電力はどこで消費されるのかと言えば、発電所とはまったく関係の無い電力消費地たる大都市であり、私たちの大阪もそれに含まれる。
同じ日本で、いつ起こるかも分からない原子力災害のリスクを背負いながら生活することを余儀なくされる都市がある反面、電力消費が急増する中、より多くの電力を必要とさせる都市が存在する。「都市」としての理解であればそれはそれでよいのかもしれない。でも、「都市」を「人」に置き換えたとき、「それを良いことだ」と果たして言うことができるだろうか。
21世紀を核におびえることのない穏やかな世紀とするために、未来に「核」という名のごみを先送りしないためにも自分にできること、「核と人類は共存し得ない」「反原発・脱原発」の声を上げ、地域と一体となって訴えていくことの必要性を改めて認識するこの日の行動となった。
【青年部長 黒田真吏】
連合大阪 第6回写真グランプリ募集案内
連合大阪主催の同グランプリは回を重ねること6回目。サービス判からの応募が可能で幅広いジャンルで募集するのが特徴。日頃の腕だめしに応募してみては(応募規定など詳しくは自治労府職教宣部まで)。
●応募締切 2001年2月28日(水)同日消印有効
●応募資格 連合大阪の組合員及びその家族。
連合大阪高退会の会員及びその家族。
●送 り 先 〒540―0031 大阪市中央区北浜東3―14
府立労働センター内
連合大阪教宣局宛 TEL06―6949―1105
●題 材 以下のジャンル[@〜I]の作品とします。(テーマは自由)
【一般部門】@生物(魚、昆虫、動物、ペットなど)、A風景(山、川、空、都市、庭園など)、B花・植物、Cスポーツ(子どもの遊戯なども含 む)、D祭り、E人物(集合写真、ポートレート、スナップ等)、F建築(神社、お寺、民家、ビルなど)、G乗物(鉄道、自動車、 飛行機、道路など)、Hその他
【職場・組合部門】(連合大阪会長賞の対象ジャンル)
I職場・組合(働く仲間の表情や職場の風景、メーデー、各種イベント、産別、単組などの組合活動やイベント、デモ、ボランテ ィア活動等)
●作 品 (1)サイズはサービス判(E判、L判から2L判)またはキャビネサイズまでのものに限ります。
(2)作品はカラー、白黒、デジタル画像(銀塩写真をパソコンで加工処理したものも含む)とし、いずれもプリントに限ります。
(3)作品は1人5枚まで。(5枚以内の作品で組写真を構成するのも可。但し、組写真の場合はテープなどで貼ってつないで下さい)
●賞及び盾 グランプリ(1点)賞金5万円と盾
準グランプリ(2点)賞金3万円と盾 連合大阪会長賞(1点)
(働く仲間や職場の風景、組合活動など)
賞金3万円と盾
ジャンル賞(各ジャンルから1点、計10点)
賞金1万円と盾
特別賞(適宜) 賞金5千円
2001年新春旗開き
■1月17日(水)午後6時半
■三井アーバンホテル6F
ホール(最寄駅=地下鉄
中津駅)
自治労府職スキーツアー
21世紀のゲレンデへ
志賀高原で思う存分楽しもう
2月22日(木)夜出発〜26日(月)早朝帰阪
参加費は27000円(レンタル代は別)
今年もゆったり座れるバスをチャーター
★スノーボードonlyも大歓迎!
★楽しく丁寧な初心者講習も充実!
★2日目、大交流会もさらにグレードUP!
★現地到着後すぐに部屋入りOK、仮眠も
取れて初日からバッチリ滑れます。
長野県 志賀高原
発 哺 温 泉
「ホテル薬師の湯」
どしどしご参加を
(80人で締切)
かにすきセットあっせん中
香住から直送
だし付
生松葉がに8肩(4匹分)
特価6,000円(税・送料込)
締切は2月23日
日本海の味覚、松葉がにの「かにすきセット」はいかが。福利厚生部は本年も、大好評の「かにすきセット」を特価であっせん中。
香住漁港から指定の場所に、クール宅急便で直送します。贈答用に、一家だんらんに、本場の味をご賞味下さい。
■申込方法 専用の申込書に必要事項を記入のうえ、福利厚生部まで届けて下さい(FAX可。06―6947―1500)。
■代金振込 商品代金は申し込みと同時に次の口座に振り込んで下さい。
【近畿労働金庫本店(普)5863934】または【大和銀行大手支店(普)8847973】まで。口座名義はどちらも自治労大阪府職員労働組合。
■申込締切 2001年2月23日(金)、その間、申し込みは随時受付中。
■配送可能日 2001年1月3日(水)〜2月28日(水)まで。申込書の配送希望日は申込日から5日以上あけて下さい。
お詫びと訂正
機関紙・自治労府職2000年12月21日付け第405号で次のとおり誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。
【1面】 右下、自治労府職新春旗開きの日程、2001年1月17日(金)との記載は(水)の間違い。
【2面】 @上から6段目文中、「……本部の酒井副支部長は……」との記載は「本部の酒井副委員長は」の誤り。
【3面】 @1段目左端写真絵解きと3段目文中、「大鳥美也子さん」との記載は「大鳥美矢子さん」の間違い。A9段目右端写真絵解き、「瀬問さん」との記載は「瀬間さん」の間違い。
【4面】 クロスワードパズルの「AからGまでの文字を……」との記載は「AからHまでの文字を……」の間違い。