機関紙「自治労府職」
2001年6月1日号
行財政計画・公務員制度改革・新人事評価など山積の課題に
府労連定期大会
職場から闘い盛り上げ
夏季闘争を皮切りに要求実現に向け取組
府労連は5月25日、新別館多目的ホールで定期大会を開き、当面する夏季闘争方針や年間を通じた府労連課題・取り組みを全会一致で確認した。
大会は議長に中野代議員(府従)、西浦代議員(自治労府職)を選出。執行部を代表してあいさつした田渕委員長は、当局が7月にまとめる新行財政計画策定の動きにふれ、「さらなる人件費抑制や業務のアウトソーシング、エージェンシー化など多くの問題が含まれており、府労連として職場・組合員を守る最重要課題として、取り組みを強めなければならない」と述べた。また、この大会を最後に退任するにあたり、「再任用や新人事評価制度の今後のあり方、国が進める公務員制度改革の課題など、通年化する闘争に全力で取り組む府労連運動の推進を心から祈念する」として今後の活動へのエールを贈り、これまでの組合員の支援に感謝を述べた。
議事では、2000年度の経過報告・会計決算報告を全会一致で確認。大橋書記長が提案した2001年度の運動方針討論で、自治労府職からは浪江(本部)・高浦(環境農林水産)両代議員が、行財政計画に対する取り組みや職場の意見を反映する取り組みを求めて発言。大橋書記長から「職場の意見を最大限反映できるよう取り組みを強める」との答弁があり、運動方針は全会一致で確認された。
また、大会では田渕委員長退任にともない、新たに清水敬之(府従)委員長を選任して新体制のもと夏季闘争を皮切りに今年度の活動をスタートした。
行財政計画などに対し取組強化
浪江代議員は「聖域ない改革として進められる行財政計画の動きに対し、自治労府職は検討委員会を設けて議論している。特に人員・人件費削減の問題は深刻。もし、一方的な削減が行われるような事態になれば、府労連として重大な決意で取り組みを提起してほしい。また、人事評価制度なども国の公務員制度改革の動きを背景に世論を利用し、一方的な動きを許さない取り組みが重要だ。夏季闘争では1つでも2つでも組合員の要求実現に向けた足掛かりがつく闘いを求める」と強く訴えた。
職場の意見訴える場の設定を
高浦代議員は「いま府議会で研究職場のエージェンシー化の問題が議論され、国のような独立行政法人化を進めようとする動きがある。国の機関とは違い、府の職場ではすでに民間との競合部門で民営化が進められた。さらに現在の研究は府内の各産業に密着・連携した内容であり、エージェンシー化導入は逆に府民サービスを低下させるもので、今回の行財政計画に対する現場の意見を直接、当局に訴える場の設定が必要だ。府労連の格段の配慮をお願いしたい」と職場の切実な意見を訴えた。
6月4日(月) 知事に要求書提出 第1回団体交渉 |
6月11日(月) 第2回団体交渉 拡大闘争委員会 職場決議手交 |
6月15日(金) 第3回団体交渉 決起集会・デモ行進 (教育塔前ひろば・午後3時) |
2001自治研推進
自治労府職自治研第3小委員会「人権と環境の街づくり」を次のとおり開きます。どなたでも参加できます。お気軽にどうぞ。
○と き 6月5日(火) 午後6時30分〜
○ところ 公害監視センター(予定)
(本部・支部自治研担当者まで問い合わせて下さい。)
○議 題 1 自治労環境連続講座参加報告
「環境新価値への転換」
2 環境総合計画への取り組み
3 公害監視センターのあり方議論について など
互助会評議員会決定
傷病手当金などの請求書提出が省略
5月29日、互助会の評議員会が開かれ、互助会が業務を電算化して府のホストコンピュータ−と接続、事務手続の効率化を図る規程改正を提案して承認された。
具体的には、傷病手当金・育児手当金・育児休業見舞金・無給求職者見舞金の請求書などの提出と、会員登録カードの提出を省略する。また、育児休業期間中の掛金納入免除申請書の提出も省略する。これらの事実発生を庁内のコンピューターから直接受け取り、各給付を行う。実施は今年の7月1日から。
地共済一部負担金払戻金
引き上げ反対署名に協力を
3月27日に開かれた中央の地方職員共済組合運営審議会で、医療費一部負担金の自己負担限度額(基礎控除額)を現行6000円から、2万円に引き上げるなどの案が示されました。
地方公務員は2年続きで年間収入がマイナスになり、生活が厳しくなっている中、この負担増は直ちに理解できるものではありません。自治労は次の2点を要求して取り組みを行いますので、組合員の皆さんに署名をお願いしています。ご協力ください。
@医療保険制度の抜本的改革を目指すその一助として、子供の医療に係る負担軽減のための措置を講ずること。
A一部負担金払戻金および家族療養附加金にかかわる基礎控除額の大幅引上げの提案について、早期に決断することなく十分な検討と協議を行い、組合員が合意できる内容とすること。
現行制度
現在は、地共済の組合員とその被扶養者が医療機関などで治療を受けたとき、その医療費の2割(被扶養者は3割)を自己負担分として窓口で支払い、支払った医療費のうち地共済で限度を設けて負担する制度です。具体的には1つの病気・治療単位で医療機関の窓口で支払った金額から、6000円を差し引いた分を地共済が負担し、組合員に払い戻しています。
秋の収穫楽しみに棚田で田植え
自治労府職は恒例行事となった田植えを5月27日に行い、能勢町長谷地区・みくさ山棚田府民農園には組合員とその家族50人が集まり手植えを体験した。
朝方の雨も田植えを始める頃にはすっかり上がり、絶好の日和に。参加者は、田んぼに入った1歩目の冷たくてヌルッとする泥の感触を堪能しながら、苗を丁寧に植え付けた。自然がいっぱいの棚田には、沢ガニ・水カマキリ・カエルが出没。「キャーキャー」と黄色い声を上げて、逃げようにも泥がじゃまして慌てふためく子どもたちなど、楽しい田植えを体験した。
田植えのほか、サツマイモの苗を植付けて秋の収穫時の「おみやげ」づくりにも励み、当日の参加者には大根の葉やタマネギ、卵などのおみやげも配られた。
田植えのあとは、近隣の府民牧場に移動してバーベキューで昼食。高そうな霜降り牛肉に舌鼓を打ちながら秋の稲刈り・収穫祭を楽しもうと交流した。食後は手づくりバター教室や牛の乳しぼり体験、羊とたわむれるなど牧場内を散策して楽しんだ。
また、当日はJFTC(自治労府職ツーリングクラブ)の仲間も道に迷いつつ棚田に合流。府民牧場で楽しんだあと、三田方面へのツーリングに出発した。
あさひ俊弘さん・山本たかしさんの必勝めざし
参院選本番に向け意志固め
府本部・市内第1ブロック
市内第1ブロック政治問題学習会
政策課題の実現に意志統一
参議院選挙勝利・自治労の総力で朝日俊弘さんの再選を勝ち取ろう―と5月28日、自治労大阪府本部市内第1ブロックは政治問題学習会を開き、仕事を終えた組合員が参加した。
自治労推薦予定候補の朝日俊弘さん(比例区)、山本孝さん(大阪選挙区)の当選を勝ち取り、安心の社会保障制度確立、労使合意のうえの民主的な公務員制度改革など自治労の政策課題実現に向け、取り組みを強める意思統一を行った。
主催者代表の大西議長(国保労組)はあいさつで「自治労がめざす民主リベラル勢力の拡大で政権交代を実現するため、朝日さんの必勝に向けて府本部・第1ブロック構成単組の総力あげた取り組みが重要だ。この学習会は決起集会の意も含め、皆さんのさらなる協力・支援をお願いする」と訴えた。
府本部の橋本書記長もあいさつで、労働基本権の確立が不明確な公務員制度改革の問題を指摘し、重要な局面で行われる参院選については「比例区の選挙制度が非拘束名簿方式に変わり、個人名の得票数が当選に直結することを組合員に再度、認識してほしい。組織内の周知徹底をくれぐれもお願いする」と訴えた。
会場には、全国を駆け回る朝日さんから支援を訴えるメッセージが届き、山本孝さんも駆けつけて「朝日さんとともに社会保障分野で活動し、めざしてきた政治は、暮らしのなかの安全をつくること。小泉さんがいう何でも改革ではなく、いまだ不十分な医療・介護制度の真の確立や、地方分権を進めるなかで国民の人権・生命を守る政治をつくりたい。朝日さんともども山本孝への力強いご支援をお願いします」と熱っぽく訴えた。
学習会では、自治労中央本部の福山副委員長が「今日の政治状況と第19回参議院選挙の意義について」と題して講演した。
緊急の課題として、@自治労が公務員制度改革に対し労働基本権回復を基本とした対置案を提起して、連合とともに取り組みを進めること、A小泉人気に便乗する与党・自民党が従来と何ら体質改善のない政権を維持することを許さず、政権交代に向け民主党を基軸に参院選に取り組むこと、などを具体に説明し、参加者が意思統一した。
府本部衛生医療評・社会福祉評集会
朝日さんに現場の声訴え
5月30日、自治労大阪府本部・衛生医療評議会・社会福祉評議会はエルおおさかで、つくろう地域のセーフティーネット―21世紀の社会保障を考えると題した集会を開き、組合員など約750人が参加した。
集会では、朝日俊弘さんを招いて、看護・保健・介護・保育・障害者施策の現場から率直な質問をぶつけ、意見を求めるトークコーナーが設けられるなど、社会保障の真の充実を求める職場の声が朝日さんに伝わり、朝日さんからは制度政策づくりに向けた意見、決意が述べられた。
主催者を代表してあいさつした山田委員長は「人気が先行する小泉首相は、構造改革を声高々に訴えているが、政・官・財癒着、悪の温床である派閥政治を脱し切れるのかは非常に疑問だ。医療費削減、地方交付税削減なども打ち出し、自治体として容認し得ない事態を招こうとしている。私たち自らが自治体を守れるか、市民を守れるかの重要な時期に差し掛かった。朝日さんを再び自治労の代表として国会に送り出すために大阪から力を存分に発揮しよう」と力強く訴えた。
トークコーナーを終えスピーチした朝日さんは「参院選を2カ月後に控え全国区、いや残酷区の厳しさを再認識している。情勢は、小泉人気にともない森政権以来、何も変わっていない体質の自民も力を盛り返してきた。社会保障費、医療費抑制などを目論む現政権を倒し、政権交代が実現するよう最後の最後まで闘い抜く。皆さんのさらなる支援・協力をお願いします。がんばります」と声を強めて切実に訴えた。
大阪府本部共同デスク
参議院議員比例代表・自治労組織内
あさひ俊弘
95年に参議院議員として初当選して以来、医療・保険・福祉分野のエキスパートとして活躍された朝日さん。あと2カ月に迫った参議院選挙での再選に向け、「100万人対話運動」で全国を駆け回っています。今回は、小泉新政権の印象、自治労の組合員と対話する中で感じたことなどを聞きました。
―小泉政権が誕生しました。現在の政局と新政権の評価についてどのように考えていますか。
政権の枠組みは変わっていませんので、マスコミで言われているような従来の自民党色を一掃するような評価にはなりません。小泉さんは、その個性で言えば、
郵政三事業の民営化の問題にしろ、かなりストレートに問題に切り込むタイプの人ですね。その意味では、例えば今までなかなか合意形成ができなかった医療保険制度改革とか年金制度改革なども、切り口鋭く提案してくるのではないかという気もしないではありません。その中身によっては、非常に厳しい対決状況になってくることが十分想定されます。場合によっては一気に解散総選挙、あるいは衆参同日選挙という可能性もゼロではないと思っています。
もう一つは、そうは言っても早々に亀井さんと政策協定をして意見のすり合わせをするようなところがあります。新政権が小泉さんの考え方を全面的に打ち出すようなことになるかというと、これもそう簡単にはいかないでしょう。小泉さんの考え方やパーソナリティーは薄められた形になることもあり得ます。
どっちのパターンで出てくるかは、今の段階ではちょっと見えにくいですね。
何をどうするのかが不透明
―小泉首相は、構造改革を唱えていますが、とくに社会保障制度や医療制度などの分野で、小泉政権の改革と民主党の主張する改革とで、基本的に違う点はどこでしょうか。
小泉さんの構造改革の中身はきちんと言っていないような気がします。郵政三事業の話は非常に明解ですが、それ以外にここをどうするこうするとの具体的な発言に乏しいですね。構造改革をしなきゃいかんとは言うけど、結局何も言っていないので、民主党の改革とどう違うのかと聞かれても言いにくいですね。
例えば郵政三事業は、いったん公社化して段階を踏んでいくという改革案は一応決まっています。今後の進め方は、すでにある程度出されています。それを更に小泉さんがどうするのかを言っていません。彼の構造改革案と民主党の考え方とを対比して、ここがこう違うという風に整理できる材料がまだ見えない状況ですね。
彼は、イメージではものすごい改革派を打ち出しています。自民党の体質も変えなきゃいかん、政策も変える、構造改革も少々の痛みは覚悟してやらなきゃいかん、という風に言っていますが、では何をどうするのかは言ってません。ムードや雰囲気に惑わされている傾向もあります。
―厚生大臣時代の小泉さんの印象はどうですか。
あまり印象に残ってないんです。例えば介護保険でいうと、骨格を作ったのは菅厚生大臣の時。法案を仕上げる時に小泉さんが登場したわけですが、すでにあらかたは菅厚生大臣時代に作っていました。それを彼は引き継いだだけ。小泉さんは法案化して国会を通すだけでした。基本的な考え方の違いは、介護保険についてはむしろなかったんですよ。
強引な市町村
合併には反対
―「朝日俊弘一〇〇万人対話運動」として全国を駆け回っていらっしゃいますが、現場での組合員の意見を聞いて感じることや、これだけは国会の中で取りあげて取り組みたいという課題はありますか。
いくつかあります。一つは市町村合併の問題ですね。かなり無理で強引な、いわば「上からの合併論」が全国あちこちで出されています。国と都道府県が結構積極的に市町村合併推進の方向で動いています。しかし肝心の市町村はかなり冷ややかな態度です。市町村レベルから市町村合併の機運が必ずしもないところへ、上からいろいろな考え方をぶつけられて、いささか白けているし、当惑している感じがあります。このようなやり方に対する疑問は数多く出されていました。
二つ目は、最近医療事故とか医療ミスの問題を随分聞きます。看護婦さんが何かミスをした場合に、「民事で賠償責任が求められた場合に、保険金を出します」という損害保険的なものを、ある民間保険会社があちこち売って回っています。それに対してどう対応したらいいだろうかという声をあちこちから聞くんですよ。
看護婦さんの不安を受け止めた、というより逆に利用してる感じがして、本来なら看護婦さんの責任ではない部分まで一方的に責任を認めさせられて、保険を支払わされるというようなことになりかねません。非常に気になっています。要注意ですね。
例えば点滴の瓶を間違えた。消毒薬と点滴の瓶とを間違えて注射して、死亡事故があった。そもそも消毒薬と点滴の瓶は、同じ瓶を使っていたら誰が間違えてもおかしくないわけです。たまたまある看護婦さんが間違えてそれで責任を問われた。しかしよく考えてみると、誰が間違ってもおかしくないような瓶を使っていて、それをそのままにしておいたことの間違いが問われなくなります。問題の本質は違います。事例をきちんと整理して、どういう対策と支援策を取るのかということを検討することが重要です。
三つ目は、地方へ行くと街の商店街で昼間でもシャッターが閉まったまんまになっています。商店街の空洞化をすごく聞きます。中小都市の中心市街地の空洞化現象あるいはゴーストタウン化現象に対して、街づくりをきちんとやれるような仕組みが急がれます。例えば病院の改築でも、たいていは郊外に新しい土地を求めます。病院だってやっぱり一つの産業というか企業ですね。病院に「門前町」ができて、それを放って出て行く。総合的な街づくりの視点をもっと持たないといけないと考えています。
―ありがとうございました。残された期間は二カ月。全国を駆け回り疲れもピークに達しているとは思いますが、自治労の仲間の声援をパワーに変えて頑張って下さい。
小泉政権ムードに惑わされず改革の中身を見極める
大阪市職環境保健局支部
中岡勢津子
自治労がめざす政策と課題の解決へ奮闘期待
朝日さんは参議院議員としてこの六年間、保健・医療・福祉のエキスパートとしての実績を生かし、介護保険制度の創設などに尽力を尽くしてこられました。しかし、今の社会保障制度は先が見えず、多くの人が不安を持っています。その社会不安を解消し、再び国会で、自治労がめざす政策とさまざまな課題の解決に向け奮闘していただくことを期待しています。朝日さんは私たち自治労の代表です。応援しています。
大阪市従衛生支部
南部美智代
利用者と働く者の声を反映した社会保障確立
先送りとなっている医療制度改革は、今国会で二〇〇二年度中にまとめたいと言われていますが、国民の今までの政治に対する不満、不信は高まるばかりです。医療現場の一線で働く私たちは、地域住民ニーズに合った病院づくりをめざし頑張っています。利用するものと働く者の「声」を反映して、高齢社会に対応しうる生活保障のセーフティーネットを確保するため、社会保障確立の早期実現に向けた取り組みを期待します。
自治労府職健康福祉支部
酒匂 博好
事故のない安心の医療を求め職場からエール
最近は毎日のようにどこかで医療事故が発生し、マスコミをにぎわせている状況です。国民が安心して医療を受けられる体制づくりが求められます。医療法が改正されて、患者と看護職員の比率を表す看護基準が3対1以上に引上げられましたが、欧米に比べてまだまだ十分ではありません。決して安いとは言えない健康保険料の負担のうえに成り立つ高水準の医療の確立に向けて、現場から朝日さんの奮闘にエールを送ります。
地区評だより
泉州地区評泉南ブロック
二色の浜で 潮干狩り&バーベキュー
初夏の陽気に心地良い海風
アサリどっさりにっこり顔
泉州地区評泉南ブロック協議会は5月26日、二色の浜公園で「潮干狩り&バーベキュー」を開き、組合員の連帯と交流を深めた。
当日は天候にも恵まれ初夏の陽気になり、公園には朝から大勢の人が繰り出してにぎわいを見せるなか、組合員と家族55人が参加して、潮干狩り場で思い思いに楽しんだ。
「あった、あった」貝探しをしたことがない子ども達や、大人も童心に返って夢中でアサリを探し出す。大人1キロ、子ども500グラムを掘り出せなかった参加者は、出口でその分はおみやげをもらい満足顔。
潮干狩りを楽しんだ後はバーベキューで空腹を満たし、ビンゴゲームで盛り上がった。参加者からは「また、こんな行事をやってほしい」との声もあがり、役員は「来年もやるでぇ」とやる気を見せていた。
泉州の海岸線は、ほとんどが埋め立てられて白砂青松の面影はなく、自然の海浜と親しむ機会が少なくなってきた。二色の浜公園は阪神高速湾岸線の建設で海側に押し出され、新しく生まれた海浜だが、こういった行事で多くの人々に親しまれる場所になっている。
府本部第9回囲碁・将棋大会
囲碁A 梶さん(税務)優勝、地連大会へ
5月26日、自治労大阪府本部第9回囲碁・将棋大会が大阪市内で開かれ、自治労府職からは2月の単組大会参加の上位入賞者を中心に10人が参加。大会には府内各単組から腕自慢が集まり熱戦を繰り広げた。
囲碁・将棋の部とも3クラス(A=3段以上、B=初段・2段、C=級位者)に分かれて、本年からは個人戦のみで対戦。互いの手合を読みあう真剣な対局があちこちで展開され、投了後には互いの局面を振り返りながら交流を深めた。
同大会恒例のプロ棋士との指導対局(囲碁 関西棋院・清成哲也九段、将棋 日本将棋連盟・田中魁秀九段)では人だかりができるなど、プロの手合と指導が注目された。
参加者健闘
自治労府職の参加者では、囲碁の部Aクラスで梶俊信(税務)さんが見事、優勝を飾り近畿地連大会(9月8日)への切符を手にした。主な成績は次のとおり。参加者の皆さん、ごくろうさまでした。
囲碁の部
【Aクラス】
優 勝 梶 俊信(税務)
【Cクラス】
準優勝 竹内 昭(中宮)
4 位 下河 泰明(労働)
将棋の部
【Aクラス】
準優勝 小泉 和人(税務)
3 位 吉永 順一(総務)
【Bクラス】
4 位 北角 彰(健福)
【Cクラス】
準優勝 形山 順二(環農)