機関紙「自治労府職」

 2003年1月11日号

中央委
大橋委員長・休職専従期間(7年)を満了
規則に基づき離籍専従役員として選出
信任投票の実施を確認


組織の団結力を示す時
1月30日(木)が投票日


 自治労府職は1月10日夜、第3回中央委員会を多目的ホールで開き、休職専従期間(7年間)が満了した大橋敏博執行委員長を離籍(退職)専従役員として選出することを全会一致で確認した。
 また、その手続きについては自治労中央本部離籍専従役員設置規定と自治労大阪府本部専従役員設置規定の一部を準用して、全組合員による一票投票の実施を確認した。
 一票投票は、全組合員の意思確認とともに自治労府職としての団結力を内外に示して、大橋委員長を支え、さらなる活動強化を図るための重要な取り組みとなる。
 同日、選挙管理委員会は別掲のとおり告示第1号を発して、1月30日を投開票日とする選挙事務日程などを示した。
 大橋委員長は1965年8月に府に採用され、68年10月に税務支部淀川班評議員になって以降、職場・支部・本部の役員を歴任し、自治労運動の推進に向けて尽力されてきた。その活動から、公務員法に定められる労働組合役員の休職専従期間7年が満了し、それ以降は府を退職して組合役員として活動することになる。
 昨年9月の役員改選時には、それまでの組織財政強化対策委員会などでの検討を経て、引き続き大橋委員長に自治労府職の先頭で奮闘いただくことを確認してきた。選挙結果では、組合員の皆さんの圧倒的信任で本部体制を確立した。

 圧倒的な信任を
 今回、離籍にかかる信任投票となるが、さらなる自治労府職の組織強化と団結を強めるために、全組合員の圧倒的信任をお願いする。

告示第1号
離籍専従役員信任投票の実施について
 第3回中央委員会(1月10日開催)において、離籍専従役員として選出し、全組合員による一票投票の実施を確認した。下記のとおり、自治労大阪府職員関係労働組合執行委員長(自治労大阪府職員労働組合執行委員長)大橋敏博さんの信任投票を実施する。

1 投票の日時
   2003年1月30日(木) 午前9時〜正午まで
2 投票場所
  本庁および出先職場ならびに社会保険行政職場、労働局職業安定行政職場の支部・分会・職場所在地
3 投票管理者
  各単組委員長・支部長・分会長または選挙管理委員長が特に必要と認めた者
4 投票資格
  12月分組合費納入済みの組合員
5 選挙人名簿
  1月17日(金)午後5時までに選挙管理委員会に提出(旧職員会館自治労府職書記局内)
6 投票用紙の交付
  1月21日(火)以降、各単組・支部に交付。または直接交付
7 不在者投票期間
  投票用紙の到着後より、1月29日(水)まで
8 投票用紙の持込
  1月30日(木)午後3時〜7時まで(旧職員会館2階会議室)
9 その他
  投票に関するその他の事項は、必要に応じてその都度通知する。
以上


自治労
03春闘スタート
民主的分権的公務員制度確立確認

 自治労は12月19、20日に東京で2003春闘中央討論集会を開き今春闘の取り組みを確認した。
 あいさつした北岡委員長は「02春闘結果が人勧にも影響を与え、国を含めて多くの自治体でマイナス勧告が出された。これに対抗するため自治労では、ここ数年実施しなかった時間内集会を設定してたたかいを進め、いくつかの自治体で遡っての給与減額に歯止めをかけた。これまでは春闘期に準備し集団交渉を経て人勧を出させ、各単組で交渉するとのスタイルだったが、春闘のたたかい方が変わっていく中で、現在の官民比較方式を基にした、たたかいが適当であるのか大きな見直しが必要だ」と述べた。また、公務員制度改革と労働基本権問題に触れ「ILOがわれわれの要請を受け、120%とも200%ともいえる勧告を出した。この勧告を受けて、日本の労働組合が何も勝ち取ることができないようでは、世界から笑われることになる。どのようにしてILO勧告を実施させていくか、連合・公務員連絡会ともがんばっていかなければならない」とし、討論集会を経て春闘期に向けた取り組みの強化を訴えた。
 自治労は03春闘の重点課題として、@公正労働と同一価値労働・同一賃金を実現する取り組み、A臨時・非常勤職員、公共サービス民間労働者の処遇改善など自治体最低基準を確立する取り組み、B民主的・分権的な公務員制度を実現する取り組み、C分権・自治を確立し質の高い地域公共サービスを実現する取り組み、などを柱とする春闘方針を提起した。
 今後、単組・職場討議を経て1月末の中央委員会で確認し、2月下旬のスト批准投票では圧倒的な高率での批准をめざす。
 自治労府職も2月のスト批准投票、3月7日に予定される全国統一行動に向けて、取り組みを強めていく。


自治労府職本部役員紹介@
公的病院の役割を追求
議論を深めて活動強める


執行委員  森口修弘さん

 中宮病院で調理師として勤務する森口執行委員。「当直・遅出・日勤と月ぎめのサイクルで業務に就きます。職場では衛生面に最大の注意を払い調理して、患者様にとってよりよい給食である様に心がけてます」。仕事への姿勢を話し「当直明けの執行委員会はさすがに眠い」と本音も。不規則な状況の中で本部役員の任もこなす。
 職場は今、地方公営企業法の全部適用や、独立行政法人化の議論の対象になっている。「公的病院の使命は、民間病院の見本となるような業務の改善や研究を進めていくことで、そのことが府民により安心できる医療を提供することにつながると思う。給食でも、既成の枠を越えてさまざまな試みがあっていいし、それが職場の活性化にもつながると思う。府立の病院に働く組合員同士、もっと議論を深めてこれからのことを話し合っていきたい」。衛生医療評、5病院連絡会担当の決意の一端が見えた。
 仕事と組合で忙しい日々、「スノーボードに早く行きたい」との叫びが響いた。


自治労府職
2003年  新春の集い


◆交流会
 日時 1月17日(金)18:30〜
 場所 エルおおさか10F
    (府立労働センター)
※前段の16:00〜はエルおおさか5F研修室で全職場代表者会議を開催


手作り体験インスタントラーメン
あの「チキンラーメン」のめん作りから袋詰めまで
ユース部本庁ブロック会議主催
申込締切
定員、先着28人
1月29日(水)


日清食品インスタントラーメン記念館
2月16日(日)現地集合
参加費無料

 ユース部本庁ブロック会議では、「インスタントラーメンを作ろう!!」と題して、日頃から食べ慣れているインスタントラーメンを小麦粉をこねるところから袋詰めまで手作りする家族参加型のイベントを企画しました。なかなか家族で出かける機会の少ない寒い冬の時期に、ぜひともご参加ください。
◆    ◆    ◆
【と  き】 2003年2月16日(日)13:30〜
※13:00現地集合
【と こ ろ】 日清食品インスタントラーメン発明記念館(池田市満寿美8‐25)
       阪急電車宝塚線「池田駅」徒歩10分
【対  象】 組合員とその家族(ただし、体験できる子どもは小学生以上。未就学の子どもは保護者のお手伝いだけとなります。また、小学生3年生以下は、保護者の同伴が必要。)
【申込方法】 氏名、職場名、支部、分会名、年齢(子どもは学年も)、連絡先電話番号を記載のうえ、ユース部本庁ブロック会議あてFaxまたはてい送もしくは直接持参で
       (FAX 06‐6945‐1315)
【参 加 費】 無料
【参加受付】 先着順28人で締切
【申込締切】 2003年1月29日(水)
【問い合せ】 自治労府職ユース部本庁ブロック会議(06‐6945‐4056)


明日をわかち合うために
アジアハウス
10周年記念の集い


1月19日(日)1時30分
クレオ大阪中央
TEL06‐6770‐7200

・和太鼓、コーラス
 (子ども劇団)
・アジアの踊り、あそびなど
 (天使の園保育園児・就学生・留学生)
・劇「地雷ではなく
夢をください」
 (アジアハウスこども劇団他)
・講演 柳瀬房子さん
 (難民を助ける会)
・写真提供 小林正典さん
 (フォトジャーナリスト)
・就学生(日本語学校生)のアピール
入場カンパ
 大 人 1,000円
 高校生まで500円

主催:NPOアジアハウス 問い合わせ:06‐6752‐9668