機関紙「自治労府職」

 2003年11月11日号

公務労協
総務省交渉・地方6団体要請を実施
地方確定推進など求め中央行動

 公務労協公務員連絡会は10月31日、地公部会を中心に2003地方確定推進・地方財政確立を求める中央行動を行った。
 この行動は、11月10日からの集中交渉ゾーンに向けて、情勢確認と意思統一のために行われたもので、10月31日の中央集会のほか、30日の総務省公務員部長交渉、29日、31日の地方6団体要請行動が取り組まれた。
 「2003年地方確定推進・地方財政確立を求める10・31中央集会」は、全国から600人の組合員を集めて開かれた。
 集会あいさつで松島地公部会議長は、「今日は確定闘争スタートの集会だ。11月10日から14日の集中交渉ゾーンに向けて全力を集中したい。月例給、一時金削減の人事院勧告が出て厳しい情勢だが、いくつかの都市では国を上回るマイナス提案の動きがあり、絶対に容認できない。財政危機の影響が地方公務員に波及しているが、労使交渉で跳ね返してほしい。地域給見直しについても公務員連絡会全体で歯止めをかけたい。公務員制度問題は来年の通常国会で焦点となると考えられるが、地公も同じ土俵に立たされる。労働基本権回復、公正、透明な制度をめざしたい」と訴えた。
 続いて地公部会事務局長から基調報告として、「地方財政と確定闘争は一体のものである。今年6月に出された第3弾の骨太方針は、公務員の総額人件費削減、三位一体の名の下に地方への支出を減らす狙いがあり、きちんと対応する必要がある。29日から31日まで地方6団体へ要請を行ったが、共通して地方交付税削減を懸念している」と報告した。
 集会に先立つ30日には総務省交渉が行われ、「地方公務員の賃金と地方財政確立等に関する申入れ」として@地方公務員の賃金確保と労使交渉を尊重すること、A給与制度の見直し検討では組合と十分な交渉・協議を行うこと、B景気対策事業では国が財源確保をはかり、雇用創出・安定の対策を行うこと、C国庫補助負担金制度の改革、税源移譲など安定した地方税財源の確保と交付税制度を堅持すること、D強制による市町村合併は行わないこと、E地方公務員制度改革では、労働基本権を確立し、民主的な公務員制度とすること、などを申し入れた。
 また、29日、31日にも同様の内容で全国知事会など地方6団体へ要請を行った。


府労連
人勧完全実施へ全力
ヤマ場に向け取り組み強化


 府労連は10月21日の要求提出を皮切りに、職場決議の手交や数次にわたる折衝・交渉を重ね、人事委員会勧告の完全実施を勝ち取るため、全力で闘っている。
 府の公民較差は、24月定期昇給延伸などの給与抑制で、昨年は0.34%、今年4月で2.16%の格差が生じ、給与水準は全国最低レベルとなっている。今年も国に準じた給料表改定のみにとどまれば、5年連続の減収となり、民間給与との較差は3.17%にも開く。
 5日の第2回団体交渉で人事室企画厚生課長は「期末・勤勉手当を2・40月から2・15月分に改定せざるを得ない」と人勧に基づく引き下げを表明。一方で給与改定は「準用再建団体転落回避が喫緊の課題」「勧告の取り扱いは検討中」など、明確な回答は無かった。
 これに対し、門川委員長は「人勧制度は公務員制度の根幹であり、財政など取り巻く厳しい状況が一方にあるが、組合員が納得できる回答を」と使用者責任を厳しく追及した。また「メンタルヘルスや過労死、地方独立行政法人など今日的な新たな課題への対応が必要」と協議促進を求め、障害を有する職員の労働権確立への条件整備について「現対象者は少数でも意義は大きい」と早急な制度化を求めた。
 また、大橋書記長からも「24月延伸前の2年連続の賃金改定1年遅れとあわせ、7年間の給与抑制は我慢の限界」と前向きの検討を求め、その他の項目でも回答の再考や府労連との十分な協議を要請した。
 府労連は12日をヤマ場として、団体交渉と決起集会を設定し、引き続き交渉を強化、決着をめざすとしている。


稲見さん初当選

 第43回衆議院議員選挙が9日に執行され、自治労組織内の稲見哲男さんが初当選を果たした。
 稲見さんはこれまで2度惜敗し、今回が3度目の挑戦。小選挙区では公明前職にわずかに及ばなかったが、前回を1万8千票以上も得票を伸ばし、92.40%と高い惜敗率となり比例での初当選を果たした。


ユース部府労連闘争に決起
ビラで怒り訴える

 自治労府職ユース部は10日、府労連闘争のヤマ場を目前に控え、時間外に本庁置きビラ行動に立ち上がった。
 府人勧でも指摘されているとおり、昇給延伸による給与抑制で昇給間差の大きな若年・中堅層は過重な負担を強いられており、ビラでは人勧完全実施を当局に求めた。


見上げれば
星空 秋
秋の空に赤い星


 2003年夏、「赤星」フィーバーが起こりました。それは某プロ野球選手の名前ではないのです。2年2か月ごとに地球に接近する火星のことです。
 8月27日に接近した距離は5万7千年ぶりの大接近と騒がれマスメディアにも取り上げられました。そして日本全国の公開天文台や天文ボランティアによる火星特別観察会などがあちこちで開かれ、どことも満員盛況であったようです。
 秋に入ってもこの火星熱はそれほど下がらず、多くの方が遠ざかりつつある火星を見ています。 みなさんはご覧になったでしょうか?もう見えない?と思っているかもしれませんが、11月中は大接近時の約50%の大きさで見えているのです。
 また、秋の星空には明るい星が少なく、マイナス等級でオレンジ色に輝く火星はよく目立ちます。
 火星は、12月初めまでみずがめ座の中に輝いていますが、以降、うお座へと移って行きます。みずがめ(水瓶)座は星占いにも登場する星座ですから名前はよく聞いたことがあると思いますが、星座としては明るい星が無く、探しにくい星座のひとつです。
 水瓶を持っているのは美少年ガニメデスといわれています。水瓶から水がこぼれ落ちる星座絵が描かれているのは、古代バビロニアにおいて太陽がここを通るころ、雨季がやって来ることから、水にまつわる星座が作られたとみられています。
 水瓶から流れ落ちる水を飲み干している魚は、みなみのうお座という別の星座です。星座神話では怪物テュフォンに襲われた愛の女神アフロディテ(英語ではビーナス)が、魚に変身して逃げたときの姿だといわれています。
 このみなみのうお座に輝く明るい星は、秋の星空ではただひとつの1等星フォーマルハウトで「秋の1つ星」とも呼ばれています。
 今年の秋は、赤い火星とフォーマルハウトが南の空で寂しげな星空を彩っています。

 秋なのに春分点
 星空の中に「春分点」と呼ばれる「点」があります。しかし見ることはできないのです。それは春、3月の「春分の日に太陽が輝く場所」だからです。
 星たちの位置はこの春分点を基準にして決められています。この春分点のある位置が、みずがめ座のとなりにあるうお座なのです。
 うお座も星占いで名前をご存知だと思うのですが、これまた明るい星が無くて、空の暗い山の上などに行かないと、大きくVの字に並んだ暗い星たちを見つけることは容易ではありません。
 実は、この春分点が地球の複雑な動きによって毎年少しずつ動いているのです。そこで混乱してしまうのが、春分点を基準に12星座宮を決めている星占いなのです。
 今から2千年前の春分点はおひつじ座にあり、最初の星座宮の始まりは「おひつじ」でした。
 今では春分点がうお座にあって、1星座分ずれてきているので、ひょっとすれば皆さんが生まれた日に太陽は別の星座に輝いていたかもしれません。星占いの基本は自分が生まれた日に太陽がどこで輝いているかということです。
 日中、太陽が輝いている後ろには星が輝いています。ただ太陽がまぶしすぎて見えないだけなのです。太陽の向こうに今どんな星が輝いているか想像して見ませんか?


福利厚生部年末物資あっせん
オホーツクの味、ご家庭へ


 福利厚生部では、北海道の仲間の協力を得て、年末物資のあっせんを行います。
 今年も、昨年好評だった「オホーツクの海の味覚」で、北海道からご家庭に直送します。
 メニューの一部をご紹介すると、例えば「ズワイガニ」北の海で捕れたものを船の上でボイル、スチロール箱に詰め、そのまま直送します。「新巻鮭」も産卵期に川をめざして陸に寄ってくる一番うまい鮭、“めじか”をオホーツクの海から直送します。「生カキ貝」は厚岸産の2年養殖物だが30個入りのお得な缶入りとなっています。
 この他にも「いくら」や「ほっけの開き」などなど冬の味覚が満載となっている。どんどんお申込み下さい。
【申し込み方法】
◎各単組・支部に配布済の申込書に誤記・記入漏れが無いようもれなく記入の上、各単組・支部・分会担当者にお渡しください(取りまとめて自治労府職へ送付します)。
◎各単組・支部からの申込書は11月28日(金)までに自治労府職福利厚生部へ必着のこと。申し込みが遅れるとあっせんできなくなる場合があります。
◎配送は、12月25日から26日に“お届け先”に直送される予定です。
◎代金は、12月10日から16日(火)を中心に各単組・支部・分会担当者にお渡しくださるようお願いします(取りまとめて自治労府職へ送付します)。