機関紙「自治労府職」

 2004年10月11日号

府本部定期大会
独法・行革など発言、方針を補強
全ての議案を圧倒的多数の賛成で可決


 自治労大阪府本部は7日、エルおおさかで第48回定期大会を開き、当面する賃金確定闘争強化や公務員制度改革、分権・自治体改革推進の取り組みなど2005年度の運動方針のほか全議案を圧倒的多数で可決した。
 方針の質疑討論では、現業合理化(指定管理者制度・民間委託・アウトソーシング)攻撃に対する取り組み、反戦・平和、反差別の取り組み、自治体に働く臨時任用・非常勤職員などの雇用継続・労働条件向上・組織化など、多岐にわたる課題で代議員から発言があり、運動方針を補強した。
 あいさつした山田委員長は「行政のアウトソーシング、市場化テストが議論されているが、経費削減にとらわれ、公の役割の絵姿が見えてこない」と指摘。さらに「地域・職場で、幅・厚み、存在感ある労働組合を作っていくことは、自治労の基本的・重要な考え方である。国の三位一体改革や成果主義賃金制度による実質的賃下げにより、個人の年金や社会基盤が脆弱になっていく。労働組合が手続きや情勢の透明性を求めていかなければならない。自治労府本部はまっすぐに、ひたむきな組合員の結集で自治労の中の一番星をめざす」と語った。
 質疑討論で自治労府職から山嵜代議員が、@府立5病院の「地方独立行政法人化問題」について、府本部や全国の仲間からの力添えに感謝を表し、引き続き病院・試験研究機関などの地方独立行政法人化に対する獲得目標の戦術展開など中央・府本部へ要請、A行財政計画改定素案の問題については、職員の賃金労働条件に偏った案であり、今以上の改悪阻止の取り組みを強めると表明、B政策入札の取り組みについては、自治労府職が要求し全国に先駆けて「総合評価方式」による契約が始まっているが、受託業者の社会保険・労働保険の加入状況チェックなどそこに働く労働者の雇用継続・継承を含めた公正労働基準づくりなどで発言し、府本部への取り組み強化を求めた。


西浦さん(副委員長)、芳仲さん(執行委員)
府本部役員選挙、全員が高率で信任


 大会では、役員選出のための代議員による投票が行われ、立候補者は定数内であったため信任投票が行われた。
 自治労府職からは、1日の中央委員会で推薦が決定された西浦昌寛さん(副執行委員長・健康福祉支部)が副委員長に、芳仲浩明さん(書記次長・社保労組)が執行委員にそれぞれ立候補し開票の結果、圧倒的な信任を受け府本部執行部の一員となった。


稲!刈りまくろ〜♪

 自治労府職恒例の稲刈りが目前に迫ってきました。能勢の棚田では5月に植えた苗が大きな稲穂をつけて待っています♪参加希望の方は自治労府職本部までお申込みください(TEL 06−6945−4056)。

ところ 能勢町長谷地区農園番号I石倉一二三農園
    能勢電鉄「山下駅」下車阪急バス乗車、「森上」下車徒歩約20分。
    車を利用の場合は阪神高速池田線「池田木部」出口から国道173号線北上、能勢第2トンネル越えて信号3つ目左折
と き 10月17日(日)
内 容  9時30分 集合
    10時00分 稲刈り
    12時00分 昼食
    (弁当・飲み物を配布します)
    13時00分 解散・自由行動
参加費 無料
その他 軍手・着替え
    タオルなどは各自ご用意下さい。

※ 収穫祭(24日)も参加者募集中です♪


沖縄米軍基地の即時撤去、自衛隊のイラクからの撤収を要求する10・21大阪集会
10月21日 午後6時〜
扇町公園



食べる健康事典
アキアジを食べよう


 今回は秋の味覚“アキアジ”を取り上げました。ただし、これはビールのことではありません。秋口から捕れる日本産のシロザケのことです。
 サケは秋を告げる代表的な魚ですが、大阪に初物がお目見えするのは例年8月の上旬です。暦の上では立秋で「秋の気立つがゆへなれば也」となるわけですが、現実には暑い最中のことであり、サンマ同様いまひとつピンと来ません。
 季節を先取りするアキアジは、北海道でマスの定置網に混獲されるものを出荷してきているのです。実際にサケの定置網漁が本格的に行われるのは9月以降です。
 ところで日本では魚の消費でおかしな現象が起きています。その代表がアキアジです。
 アキアジが今のように日本の河川に潤沢にもどるようになったのは、貴重な資源を拡大するため、ふ化放流事業を国の予算をつぎ込んで粘り強く実施したおかげなのです。ところが昨年でいうと、26万5千トンの生産量のうち6万4千トン、ざっと4分の1が輸出に回されています。輸出されたものが製品になって再び日本に戻ってくることを考えても大きなウェイトを占めています。
 その一方でサケ・マスの輸入は22万トンにものぼっているのです。とくに伸張著しいのは、ノルウェーやチリで養殖されているアトランティックサーモンやトラウトと呼ぶマスの一種です。造りや生食用の需要が高まった結果、養殖の輸入品が造り用として出回るようになりました。回転ずしのトロサーモンは定番品として完全に定着しています。
 一方、国産のアキアジはスーパーの100円均一でおなじみのふりかけ「さけほぐし身」や、業務用給食などにまわり、季節を演出する鮮魚コーナーの店頭からは出始めの一時を除いて姿を見ない日が多くなりました。国の予算をつぎ込んだ成果を国民が十分に享受していない構造になっているわけです。
 また、日本人の食べる食物は自国でまかなうということを基本とするならば、おかしな需給構造になっていると思うのは筆者だけでしょうか。11月11日には「鮭の日」が設けられているのですが、国産サケをもっと食べようと官民あげて取り組む必要があると感じるのです。
 栄養価ですが、高たんぱくで脂質は適量ですから安心して食べましょう。ビタミンではA・B群・D・Eが豊富に含まれます。卵のイクラにはビタミンA・Eを多く含んでいます。ただし、イクラはコレステロール値が身肉の7倍ほどと高いので、食べるのはほどほどにするのがよいでしょう。脂質には血栓を溶解し血液の流れをスムーズにしたり、悪玉のコレステロールを減らすなど、さまざまな効果が注目され一躍有名になったEPA・DHAが豊富に含まれています。さらにカリウムも多く、これは高血圧の方のたんぱく源に適しています。
 産卵をめざして遡上をはじめるまで海で泳ぐ“ギンゲ”にはうま味が多いので、この秋にはぜひ食べてください。ざっくりとステーキ状に切り、水分をよくふき取り、塩・コショウ・ガーリックをふり、片栗粉をまぶしてソテーしましょう。レモンしょうゆかタルタルソースでどうぞ。ジャガイモとサケをたっぷり使ったグラタンも子どもに人気がありますから一度試してください。