機関紙「自治労府職」

 2007年2月1・11号

STOP! THE 格差社会
安心・安定の公共サービスを!



でっかい○をお願い
高率のスト批准で闘う姿勢を内外に示そう


 自治労府職は2月13日、第5回中央委員会を開き、春闘体制を実効あるものにするためのストライキ批准投票の実施を確認した。2月21日を投票日として実施する。
 この批准投票は、一波につき2時間のストライキを上限に、1年間を通したスト指令権を自治労本部の中央闘争委員会に委譲することについて、組合員の承認を求めるもので、この批准の成功で、産別としてのストライキ体制が確立される。
 自治労は、地域住民と連携して公共サービスを再構築するとともに、総人件費削減や市場化テストなど、政府が進める「小さな政府」路線に対し、全体として闘う決意を内外に示すため、圧倒的な高率で批准の成功をめざしている。
 自治労府職も高率でストライキ批准を成功し、連合や公務労協、自治労府本部が提起する春闘期のさまざまな闘争に対し積極的に参加する。
 すべての組合員のご理解とご結集をお願いします。


健福・建設支部が共催で春闘学習会
学習と交流を深め


 2日から3日にかけて、健康福祉支部と建設支部は共催で「07春闘学習会」を大勢のなかまの出席で開きました。
 学習会は、川本本部書記長と津村元大阪府生活文化部長(現ジャーナリスト)を講師に招き「07春闘情勢について」「府の職員に期待するもの」というテーマでの講演をしていただき、出席者全員が真剣に聞き入っていました。
 川本書記長は予定されていた講演時間が若干短縮されたにもかかわらず、「02年からの景気上昇局面での企業利益の配分見直しで非正規、正規労働者を問わず十分賃上げが要求できること」を用意された資料をもとに説明があり、「07春闘では非正規労働者向けの最低賃金の引き上げ要求とともに私たちの賃上げ要求も当然、我慢は必要ない」という説明に対して参加者はうなずいていました。
 津村明子講師からは、過去の部長時代の経験談をもとに「府民が、いま何を望んでいるのかをいつも念頭において仕事をして欲しい、そうすれば『公務員はもっと少なくて良い』とは言われず、『必要な仕事がたくさんあって、人数も必要なんだ』となっていく」「組合としても、若い職員の相談に乗ってあげる人をつくることが、仕事の面でも個人的な面でも重要なのではないか(府の組織ではやれていないように思う)」そうしたことで、組合の必要性をアピールし、自治労府職の拡大を求めたい、などの貴重な講演をいただきました。
【建設支部 木村稔】


春闘決起集会
3月9日(金)18時45分から多目的ホール



新年号ナンクロ当選者決まる
5人に1万円分商品券、20人に図書カード


 オリジナルクイズ、1月1日付け、新年号の「ナンバークロス」の質問文は「あなたが一番大切に思うものは何ですか」でした。
 応募総数196通(はがき91通、Eメール105通)のうち、厳正な抽選の結果、次の5人の方々に1万円分の商品券、20人の方々に図書券を送ります(敬称略)。


食べる健康事典
脂の乗るタチウオ


 秋から冬場にかけておいしい魚にタチウオがあります。漢字では太刀魚と書くのですが、まさしく名は体を表すというように刀のような銀青色に光っています。大阪湾のタチウオはひきなわ・底びき網・流し網などにかかります。ひきなわの品物はきれいですが、底びき網や流し網の品物は網の跡がついて見栄えはよくありません。
 タチウオは、大阪湾には晩秋から冬場に入ってくるのですが、カタクチイワシなど脂が乗った餌をしっかり食べ、トロタチウオと呼ぶのにふさわしい素晴らしいものです。年末も押し詰まってくると量販店などの売る側はブリや造り、おせち商材などに集中するので、あまり取り扱わないようになります。このタイミングに値段も安くおいしいタチウオを食べましょう。
 調理方法ですが、細いタチウオはとくに値段が安く、手間ですが三枚におろしてキズシ・お造り・一夜干しにすると最高です。骨はみそ汁の出しにしてもよし、干して骨せんべいにしてもよいものです。しゃぶしゃぶにしてポン酢で食べるのも最高です。脂がだしに広がり、野菜もおいしく食べられます。
 また、網でとったタチウオは見栄えが悪くて値段が安いのですが、新鮮なものを焼いたり煮たりすると釣り物とまったく同じです。むしろ網の品物のほうがおいしいものです。
 日本人は昔から、各地に水揚げされる多種多様な魚にそれぞれの人がなじみを持ち、あるいはあこがれの念をいだきながら食料にしてきました。魚食文化といわれるゆえんです。その中で一番大切なものは、すべてを余す所なく使ってきたということです。
 今、このことが大きく揺らいでいます。店頭では切り身が当たり前になり、内臓や骨の一番うまい所はどこに行ったのやら、さらに細かったり小さな魚は並ぶことすらなくなってしまいました。
 無頭エビにしてもそうですが、頭においしいみそがあるのに、効率を優先し、わざわざとって輸入しています。輸入物を中心に規格化された魚。売れるにもかかわらず見栄えが悪いということだけで、網の跡のあるタチウオには見向きもしない。片や食料自給率は水産物では55%で、市場では輸入魚が席巻している状態です。
 こうした食文化の崩壊に対し、捕る人と売る人、つまり生産者と流通業者が連携し、食べる人(消費者)の立場を考えたさまざまな魚食の提案と食育活動が、今ほど求められているときはありません。


かにすきセット受付中!!
締切せまる


 福利厚生部はおいしいと大好評のかにすきセットをあっせん中。
 本場の味をご家庭でどうぞめしあがれ。

■申込方法
 専用の申込書に必要事項を記入のうえ、福利厚生部まで届けて下さい(FAX可 06―6945―1315)。
■代金振込
 商品代金は申し込みと同時に次の口座に振り込んで下さい。
 【近畿労働金庫本店(普)5863934】または【りそな銀行大手支店(普)5873083】まで。
 口座名義はどちらも自治労大阪府職員労働組合。
■申込締切
 2007年2月28日(水)。
 その間、申し込みは随時受付中。
■配送可能日 
 2007年3月5日(月)まで
■配達希望日
 申込日から必ず5日以後を記入して下さい。また、申込書には必ず「配達希望日」欄への記入を忘れずに。