選 球 眼 |
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2001.12.1 11月19日未明に降り注いだ流星の数々しかり、暗闇に栄える光に見る者は心を惹かれる。流星は宇宙の壮大なスケールが織りなす神秘的な光だが人工的に作られた光でも、作った人々の思いや、工夫されたイルミネーションは夜空の星に負けずとも劣らない光を放つ ◆阪神大震災で犠牲になった人々の慰霊と鎮魂の思いを込めて始まった「神戸ルミナリエ」は今月12日から25日までの14日間、神戸市中央区の旧外国人居留地周辺をメイン会場に開かれる。平日は午後6時、土・日・祝日は午後5時半から、いずれの日も午後10時半まで点灯。今回の作品テーマは「光の願い」。光の芸術が今年も見る者を魅了する ◆最近は、クリスマスを控え個人でも電飾で家を飾り、雰囲気を盛り上げているのを目にする機会が多くなった。筆者の家の近所でも、去年にも増して電球の数が増えた家が数件あり、暗い夜道を明るく照らしてくれている ◆神戸ルミナリエのように人々の心をいやす希望の光に、家の飾りは何かと物騒な世の中で夜道を照らす防犯の光に、暗闇に栄えるイルミネーションが人や社会の役に立っている。何かと暗い世の中で、光の力が発揮されている。(T) |
2001.12.11 何気なく呑んでるお茶。コンビニでもペットボトルで売り出されるなど、注目されている。何が注目されているのかと言えばその成分。昔から体にいいとは言われており、最近ではその効能に関する記事や書籍も目立つようになった ◆その成分とは「カテキン」と呼ばれるもの。ワインやココアに含まれこれも体に良いとされるポリフェノールの仲間。カテキンには外部からの体に有害な菌にのみ作用し、体内の有益な菌の働きを強める作用がある。インフルエンザ、O―157、がんの転移の抑制、胃潰瘍、動脈硬化や老化防止にまで効くとのすごいやつ ◆これを体に取り込むためには、どんなお茶でもいいのか。日本の代表的なお茶は緑茶。ウーロン茶、紅茶とは違うの? との疑問もあるが、元々は同じお茶の葉からできているとのこと。どのお茶でも成分はたいして変わらないから好みに応じてめしあがれ ◆これからの忘年会シーズン、暴飲暴食には十分気を付けてご自愛を。気を付けてもついつい、となってしまったら、寝る前に一杯、朝起きたら一杯、お茶を呑むように心掛けよう。飲み過ぎで酸っぱい口の中もすっきりさわやか、仕事に遊びに励みましょ。(T) |
2001.12.21 組合機関紙の文字を新年号から大きくし、読みやすくする。昨年暮れから、商業新聞が基本文字を大きくしたのをきかっけに全国的な動きになった。機関紙も遅ればせながら拡大する ◆文字の大きさは、これまでの13級平(ひら)2と呼ばれるサイズ(ワープロでいう9ポイント)から、14級平1・8(同10ポイント)のサイズに拡大。これに伴い1紙面の容量は6600文字から5610文字に減る。より簡潔でわかりやすい記事の作成が求められる ◆機関紙「自治労府職」は、旧府職労の自治労分裂に対し、自治労運動を継承・発展させるため単組を再建した1989年8月30日、臨時再建大会の場で手作りで創刊。大会の様子をその場で写した貴重な内容。同年10月1日号から写植新聞に移行した ◆先日の大会では教宣、機関紙の意義を問う発言があった。情報を伝えるための機関紙だが一方的な配布では真意が伝わらない。そのとおりだ。内容も職場の組合員が生き生きと載る紙面が求められる。筆者が担当して以降、これまでの取り組みは不十分だ。各単組・支部・分会の皆さんと紙面をつくりあげる、新年度の機関紙づくりの決意をあらたに取り組んでいきたい。(T) |