選 球 眼
senkyugan  2002.12

2002.12.1

29日午前の京都駅、新幹線「のぞみ」に誤って乗った男性が、発車しようとしたところを止めてしまった。扉をこじ開けようとしたそうで、それに気づいた車内販売の女性パーサーがブザーを押し乗務員に知らせた

◆よっぽど慌てたのか。あの機密性が高そうな新幹線の扉を開けようとするとは。危険な上に、後続の電車にも遅れを出してしまった。聞くところによるとそんな場合、JRから損害請求されるという。その額はいかほどか

◆電車での失敗といえば、筆者も帰宅途中、最終電車で寝過ごしてエライ目にあったのは数知れず。手持ち金の無かったときには3時間ほどかけて歩いたことも。ちょうど今頃の時期、酔っぱらいには夜風がよけいにしみた

◆慌てる気持ちも分かるが、ふっと冷静に考える余裕もほしい。ただ、時間に追われるなどで慌てて飛び乗った車両が女性専用車両だったりしたら、それこそ扉をこじ開けてしまいそうな気がする。気をつけなければ。(T)
2002.12.11

自民党税制調査会が打ち出した配偶者特別控除の廃止論に、行く末の不安を感じていた今日この頃。いつぞやのこの欄で書いた「たばこの増税」が現実化しそうな雲行き。しかも発泡酒まで

◆たばこは1本2円、単純に考えて筆者が吸う1箱10本入りのショートホープは130円から150円に。自販機で買えば2箱セットだから300円也。中途半端な260円とはおさらば。すっきりしてええわ。なんでやねん

◆収入増を望めない現状での増税案。この際「やめたら」との声も聞こえそうだが、40円増しは「しゃあない」の範囲かも。ただ、発泡酒は企業努力でビールに限りなく近い味覚で価格を抑えられたヒット商品。その努力を無にする増税には怒りを覚える

◆家計の影響から缶ビールを缶発泡酒に変え、「そんなんよう飲むは」とビール通に言われても、家計の足しにと飲む内に馴染んだ方々も多いはず。ささやかな楽しみをぶちこわす、増税には絶対反対だ。(T)
2002.12.21

今年も早いもので、あと2週間足らずで新年を迎える。今年はこよみ上、正月休みが2日長く、何となくウキウキしている。これといった予定はないがゆっくりと英気を養えそうだ

◆今年の出来事を振り返りながら、こたつでの一家団らん。年越しそばをすすり、来年は良い年になりますようにと「行く年・来る年」でも見ながら、のんびり・ほかほか過ごせる休みが早くきてほしい

◆今、新年に向けて機関紙の新年号編集も合わせて作業している。が、今年のこよみは休みが多いが、作業できる日数が例年より短い。機関紙の校了を早めないと、職場への発送に間に合わなくなってしまう。もともと段取りが悪い方だが、ちょっと焦り気味

◆自業自得だけにあとは精一杯の努力のみ。合間をぬって職場の組合員さんにも会いに行ってきました。厳しい状況のなかでがんばって仕事しておられます。新年号で紹介しますが、その記事読んで皆さんも元気になれば幸いです。(T)