選 球 眼
senkyugan  2002.3

2002.3.1

先月の自治労府職「囲碁・将棋大会」での親子参加が微笑ましかったが、最近、小・中学生を中心に囲碁のブームに火がついたようだ

◆「ヒカルの碁」ってご存じですか。昨年10月から、テレビ大阪で毎週水曜日に放映中のアニメ。週刊少年ジャンプ掲載の原作がアニメ化された。囲碁のやりとりはNHK教育テレビなどでプロの対戦などを見かけたことがあるが、そんな劇的な場面があるかとアニメのイメージがピンとこない

◆我が家の小学6年息子も、囲碁・将棋に興味をそそられている。先日、それをたしなむ義父が孫の興味に大いに感激。囲碁盤と将棋盤を買い与えた。将棋盤は足の着いた分厚いヤツ。だが、子どもの興味が薄れた時、その盤は我が家のいすにでも変身するかもしれない

◆息子は、強くなろうと自ら本を買って読むなど、頭の体操には良いことをしている。大いに励めと思う。だが、筆者は子どもとの五目並べで目を白黒させてしまうこともある。いまはまだ負けられない。鍛えよう。(T)
2002.3.11

おい、おい、おい、今年の阪神タイガースはほんまにほんまで強くなってるんとちゃうか。負けそうで負けへん。チームのキャッチフレーズが「NEVER NEVER NEVER SURRENDER」。オープン戦績、首位を守った

◆指揮官が変わっただけで、ここまで勝負に粘りが出るか。鉄拳制裁もあるという怖い怖い星野監督。怖いだけではない。その意気込みに刺激されて選手が勝負にどん欲に、勝つことに喜びと自信を持ちかけていると思う。ちまたでは「5月か梅雨前までや」とか言われるけど今年は楽しみ

◆指揮官の心意気が直に伝わると、使われるものの身に変化が起こる。企業でも、われわれの職場でも、同じことが起こると思う。企業の業績拡大に、府の財政危機を乗り越えるために

◆職場では士気・やる気を削がれることばかりが起こってないか。危機は理解している。そのための犠牲もやむを得ないこともあるが、職員への配慮はどっかに置いてけぼりのようだ。一方的では、ついていけない。(T)
2002.3.21

書記局前の桜(旧職員会館前)が花開き、早いなあと思っていたら、気象庁の桜(ソメイヨシノ)の開花予想で大阪は20日と発表された。1953年の観測開始以来、最も早い開花になりそうとか。花見の準備を急がないと間に合わないかもしれない

◆21日は春分の日。天文学的には太陽が黄経0度(春分点)を通過するときで、だいたい21日頃とされる。この日は太陽が真東から昇り真西に沈む。この日の前後は花冷えや寒の戻りもあり、桜の開花を遅らせる日もあるかもしれない。この日を境に昼間の時間が次第に長くなり、春がやってくる

◆花見は情緒たっぷり。楽しい宴席だが、注意も必要。カセットコンロやバーベキューセットが重宝するが、同時並行で使うと惨事も招く。カセットコンロのガスが炭火で引火し、ボンベが爆発した事故を目撃したことがある。取り扱いにはご注意を

◆今年は、早い時期だから夜の花見はまだまだ寒いはず。かぜなどひかぬよう長居せず、花の可憐さを純粋に楽しむ花見でもいいかも。(T)