選 球 眼 |
||||
2004.4.1 昨年末から家で料理を作るようになって4か月。作れるものといえば野菜炒めと豚のショウガ焼き、肉じゃがぐらいで、料理の腕はなかなか上達しない。数少ない「作れる料理」で、唯一の得意料理がカレーだ ◆筆者は職場でカレー好きの職員を集めて会合も開くほどのカレー好きだが、自分で作ったことは無かった。しかしココナッツミルクを入れると味が濃厚になるし、キノコやシーチキンを入れると味が変化し、何を入れてもおいしく、作りはじめると奥が深い ◆文明開化とともに日本に訪れ、いまや国民食と言えるほど全国どこででも食べることができるカレー。地域ごとの「ご当地カレー」も存在し、ふぐカレーや石川啄木カレー、雲仙麦酒カレーに横浜軍艦カレーと数え上げればきりが無い ◆この原稿を書いた前日もカレーを食べたし、よく考えると日曜もカレーを作っていた。カレー好きが行き過ぎて、最近は3日に1度はカレーを食べている気がする。(K) |
2004.4.11 地震・雷・火事・おやじ。昔から怖い代名詞に入る地震。東海・東南海・南海地震の発生に関して、その規模や津波の予想が行われている。備えあれば憂いなし ◆地震予知と言えば「なまず」が代名詞。淡水魚であるなまずの生態を、身近に知ることができる施設が大阪市内にある。大阪市の水道記念館がそれ。なまずに限らず淀川水系の生態や水道の歴史などに触れられる。無料もうれしい ◆ゴールデンウィークも間近。家族でのお出かけ先に、また、メーデーの帰りに寄ってみるのも一案。日頃の疲れは、ゴロゴロしながらボーっとするのも捨てがたい。だが、休みの間のその行動はかえって疲れを助長することもある ◆食っては寝てを繰り返すのは体に毒。休みの間に地震への備えも考える。自分の健康も考える。実に有意義な過ごし方。平日の憂さ晴らし飲み会で疲れた体をいやすのに、なまず食わず、いや、飲まず食わずの1日があってもいい。なんのこっちゃ。(T) |
2004.4.21 4月も中旬に入り、府庁の各職場にも新規採用の職員が配属されてきた。多くの職場に鋭い感性を持った「新人さん」が配属され、慣れない目で私たちを見つめている ◆毎年発表される「新入社員のタイプの命名」で、今年の新入社員は「ネットオークション型」らしい。「ネット上で取引が始まり、良いものには人気が殺到し、さっと売れる一方で、PR不足による売れ残りも多数。一方でブランド名やアピールに釣られて高値で落札したものの、入手後にアテが外れることもある」とのこと ◆10年前は「浄水器型」で「取り付け不十分だとまずいが、うまくいけば必需品」、20年前は「コピー食品型」で「もまないと熱くならず、扱いも難しい」、30年前は「ムーミン型」で「人畜無害でおとなしいが大人か子どもか得体知れず」 ◆なにはともあれ、職場の「新人さん」は慣れない環境で戸惑っているはず。「何型」で判断するのではなく、話しかけて肩の力を抜いてやろう。(K) |