選 球 眼 |
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2004.5.1 「非国民」=「国民としての本分・義務に反する行為をする者。特に、第2次大戦時に、軍や国策に非協力的な者を非難する語として用いられた」。時代は変わり、現在は「反日的分子」と言うらしい ◆子どもだったころ「お笑いマンガ道場」という番組があった。いまでは女優として活躍する川島なおみなどが即興でマンガを書く楽しい番組だったが、その司会者だった男が不快感を覚える発言を撒き散らしている ◆司会者だった男は現在、参議院議員を務めているが、イラクでの人質問題について触れ「自衛隊イラク派遣に公然と反対していた人もいる。そんな反政府、反日的分子のために血税を用いるのは強烈な不快感を持たざるを得ない」と批判した ◆もちろん人質となった3人にも非は大きくあるだろう。しかし、政府に批判的な人間を「反日的分子」とのレッテルを貼り、国会の場で批判することは戦前の「非国民」との言葉に通じる不気味なものを感じる。(K) |
2004.5.11 どうもいかん。最近は何を信用してエエのか分からんようになってきた。こんなことでは真面目に仕事して税金やらなんやらを払うのがアホらしなってきたわ ◆年金制度っちゅう、将来の生活設計には欠かされへん重大な課題が国会で議論されてんのに、出てきたのは閣僚の未納問題。はじめは与党の一部だけかと思てたら、いつも偉そうな官房長官に、ちょっと信じてた民主党の代表、おまけに宮崎・沖縄の知事までもが未納やったらしいわ ◆議員さんの一部は「制度が複雑すぎる」「行政上のミスがある」とか言うて責任をなすりつけようとしてる人もいるけど、模範を示さなアカンはずの議員さんの未納は、どんだけ「言い訳」言うても許されへんわな ◆こんなことやってたら、国民の年金不信はますます増大しまっせ〜。野党にはビッとして欲しかったんやけど、なんか頼んないなあ。国会議員のセンセイが払ってへんようじゃ、ホンマに年金制度が崩壊しまっせ〜。(K) |
2004.5.21 最近は週末のたびに天気が崩れており、雨の日が多い。雲の多いどんよりとした日が続くと気分も滅入ってしまう。もしやこのまま梅雨に突入するのか ◆筆者は雨が嫌いだ。暑さも嫌いだ。何よりも梅雨が嫌いだ。起きた時間に雨が降っているだけで出勤する意欲を失い、電車に乗るとまわりの人の傘がスーツに当たって不愉快な気分になる。職場は節約のため扇風機程度しか無いので仕事中も蒸し暑い。毎年のことだが、梅雨の時期には遅れてきた5月病を患っている ◆梅雨は中国から伝わった言葉らしく、呼び名のとおり梅の実が熟するころに雨季に入るので「入梅」「梅雨」とも呼ばれている。また、食べ物が腐りやすい時期でもあり、黴(ばい)菌が発生しやすいことから黴雨とも書き、秋の実りや日本の美しい四季には欠かせない季節ではある ◆とはいえ、小太りの筆者にはこの時期は厳しい。組合員さんの「梅雨の快適な過ごし方」があれば簡単なものでも教えてほしい。(K) |