選 球 眼
senkyugan  2005.12

2005.12.1

12月に愛車が5回目の車検を迎える。10年目に突入しようという車だから、あちこちにガタがきてると思うかもしれないが、残念?ながらエンジンから足回りまで、まだまだ絶好調である

◆先日、ディーラーに車検の見積に出向いたところ、担当者からは「買い換えたほうがいいですよ」。こちらは、そんなつもりもなければ、欲しい車もないので「見積お願いします」の一点張り

◆見積りに備えて車内を掃除したし、改めてワックスもかけた。まだまだ現役OKなのに「買い替えろとは何ごとだ!」と腹の中でフツフツと怒りを感じながら聞いていると「走行距離も10万キロを越えてますからタイミングベルトも変えましょう。タイヤもヒビが入っているので交換が必要です。リサイクル費用も合わせますと、こうなります」出てきた見積は30万円だった…

◆愛車はすでに絶版モデルだし、欲しい車もない。もう車を買い替えるタイミングなんでしょうかねぇ…困った。(K)
2005.12.11

国際的な人権擁護団体であるアムネスティ・インターナショナルは、あらゆる人権侵害に対して反対の声を上げており、世界150カ国、180万人の会員で構成されている

◆そのアムネスティが日本国内の人権侵害事案として初めて「良心の囚人」と認定していた事件の判決が9日、東京高裁で出された

◆反戦ビラを自衛隊官舎で配布したとして住居侵入罪で3人が逮捕・起訴されたが、一審では「言論の自由」とともに「刑罰を持って報いるほどでもない」として無罪となっていたが、二審では「不快感は軽くない」と、自衛官とその家族の立場に立った有罪判決となった

◆ビラ配布だけで2カ月以上拘留され、弁護士以外との接見も禁止し、有罪とするなどは「見せしめ」とも言える異常な弾圧としか思えない。運動の立場の違いはあるが、この事件を見過ごしてしまえば、何でもない行動が明日にでも事件としてでっち上げられ、逮捕される社会が来るかもしれない。(K)