選 球 眼
senkyugan  2007.2

2007.2.1・11

汚い話で恐縮です…。最近、おなかの具合が悪く、トイレに長時間座ることも多い。悪いものを体から排出するため、あまり薬は飲まないようにしている。…が、1週間も続くと、さすがに「薬を飲もうかなぁ」という気にもなってくる

◆腹を下したときの薬といえば、我が家では「陀羅尼助(だらにすけ)」である。田舎が新潟の配偶者からは「怪しそうな薬やなぁ」と冷たい対応。そんなにマイナーな薬なのか

◆陀羅尼助は1300年の歴史を持ち、大峰山(奈良県)で修行する山伏たちが作り出した漢方薬。「陀羅尼教(だらにきょう)」というお経を唱えながら薬草を煮詰めて作ったことからその名がついた。食欲不振に下痢、さらには二日酔いにも効くとのこと

◆小さな粒だが、一度に30粒ほど飲まなければならず、最近の薬にはない「鬼のような苦さ」である。…と、さすがに、ここまで書いたら諦めもついたので、苦さに我慢して、とっとと飲みますわ。(K)
2007.2.21

組合員の皆さんにご協力をいただき、ストライキの批准投票が無事に終了し、87・07%と高率での批准となった。筆者は平成に入ってからの入庁なので、働いてからストライキを経験したこともないが、諸先輩方に聞くと、なぜか楽しそうにストの話を語ってくれる

◆小学生ぐらいのころは、私鉄のストが春闘時期には相次いでいたため、ストといえば「学校が休める」というイメージだった。しかし、今ではストを行う労組は少なくなり、ストがあっても、影響の少ない一部の組合であったりして、スト実施で影響を受けることもなくなった

◆ストの実施は「伝家の宝刀」とも言われ、民間労組でも「抜いてしまったら、さやに納めるのが大変」な代物。ましてや官公労では、処分と一体の両刃の剣である

◆夏の参議院選挙の結果しだいで、自治労は自民党政権に根絶やしにされかねない。潮目が変わり始めている今こそ、確立したスト権を背景に積極的な闘いを進めたい。(K)