要求書と総務部長回答


要求内容

1.労使慣行を厳守し、労働条件の改変にあたっては、一方的実施は行わないこと。
2.2000年度賃金等の引き上げについては、大阪府人事委員会勧告の実施にあたって、大都市事情を勘案した、宿日直手当・住居手当・通勤手当・扶養手当の改善を行うこと。あわせて、新規採用者・中途採用者・現業職員・獣医師などの初任給決定基準の改善を行うこと。
3.生活維持・防衛するため、一時金の現行水準を維持し12月8日に支給すること。なお、職務段階別加算の加算率の格差を是正すること。
4.総人件費抑制の財政再建プログラム案に基づく定期昇給・特別昇給の停止については早期に復元すること。また、昇給停止年齢の引き下げにかかる諸問題の早期解決を図ること。また、枠外者の昇給制度を改善すること。
5.調整手当の府域一律10%支給を堅持すること。
6.新人事評価制度の試験的実施の検証内容を府労連と協議すること。給与・昇給等に反映させる成績主義の導入は行わないこと。
7.福祉職給料表の検討に当たっては府労連と十分協議すること。
8.教育職・医療職・研究職の各給料表について1996年4月から本格実施された「昇格改善」に伴う行政職との均衡を考慮した措置を実施すること。
9.任用制度の抜本的改善を行うとともに、各給料表の格付基準の改善を行うこと。当面、下記の通り実現すること。
 (1)専任主事等の選考基準及び教育職(二)表1級適用の実習教員の2級昇格基準の改善を早期に行うこと。(2)主任(主担)主事・主任(主担)技師の選考資格要件、現業職員の吏員任用資格要件の改善を行うこと。(3)小・中学校事務職員の任用制度を一層改善するとともに、学校栄養職員の任用制度を早急に改善すること。(4)係長級昇任考査制度、小・中学校の主査選考制度については、府労連のこれまでの問題点の指摘や改善要求に基づき、今後さらに改善について検討を行うこと。(5)係長級昇任考査制度の改善を踏まえ、技術職・専門職の任用制度、行政職の第3類選考制度等について早急に改善を行うこと。
10.時間外勤務手当の全額支給を行うとともに、時間外・休日勤務手当の支給率を「現行百分の125・135を百分の150に、現行百分の150・160を百分の200に」、夜間勤務手当を「現行25%を50%に」改善すること。
11.特殊勤務手当、教員特殊業務手当の改善を行うこと。
12.人材確保・組織の活性化の観点から、一定数以上の新規採用を継続すること。学校事務職員の競争試験採用を早期に再開すること。また、教職員の定数抑制方針を改め、第7次定数改善計画に沿って新規採用を推進すること。
13.母性保障を一層拡充すること。
14.育児休業については、期間延長と有給制度への法改正を国に働きかけるとともに、育児・保育制度の一層の拡充を行うこと。
15.育児休業者、休職者および病休者の職場復帰後の昇給復元措置の改善を図ること。
16.総合的労働時間短縮をはかるため府労連との間で設置した「時短リフレ研究会」の検討を促進し、年間総労働時間1,800時間以内の早期実現に向けて、当面、下記のとおり実現すること。
 (1)1日の勤務時間7時間30分に短縮するよう条例改正を行うこと。(2)「ゆとりの日」(毎月20日と毎週水曜日の全庁一斉ノー残業デー)の定着・拡大、業務改善の推進や時間外勤務の上限規制の設定・男女共通の超過勤務規制のために実効ある縮減策を講じること。恒常的時間外勤務が発生している職場の人員増を行うこと。(3)年次休暇の完全取得に向けた対策を強化すること。(4)労働時間短縮の促進に当たっては、人員・予算などの計画的条件整備を図ること。
17.「公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律」が施行される2002年4月に間に合うように、府労連と十分協議し、大阪府の関係条例等の整備を早期に行うこと。
18.研究職のフレックスタイム制や任期付任用制、兼業規制の緩和、研究評価システム等については、労使合意を前提とし、慎重な検討を行うこと。
19.2002年学校週5日制実施に向けて、教職員の労働条件及び教育諸条件の改善を行うこと。
20.土曜閉庁職場の一層の拡大を行うとともに、週休2日制・休日の代休制実施に伴う人員、予算などの条件整備をはかり、職場などの労働条件確保に特段の配慮を行うこと。
21.障害を持つ職員の職場環境を拡充・整備すること。また、大阪府における障害者の独自雇用率の早期達成に向け雇用を拡大すること。
22.介護のための休暇・欠勤制度を一層改善すること。また有給の介護休業制度等公的介護システムの拡充について国に働きかけること。
23.男女共同参画社会基本法の成立を受け、採用・幹部職員への登用、旧姓使用の制度整備など働きやすい環境の整備等について、数値目標を含めたポジティブアクションを講じること。また、セクシュアルハラスメント防止策の実効ある運用に努め、苦情処理委員会を設置するなど問題解決システムを確立すること。
24,ゆとりある豊かな時代に相応しい休暇制度を確立すること。当面、下記のとおり実現すること。
 (1)リフレッシュ休暇の増設を行うとともに、リフレッシュにかかる事業について、「時短リフレ研究会」で検討を行い、一層の拡充を図ること。(2)夏期休暇の増、スクーリング休暇の新設、家族休暇、ボランティア休暇などの休暇制度を拡充すること。
25.職・従業員の心身の健康の保持・増進と疾病予防のため、健康診断、人間ドックの制度・診断内容の改善を図るとともに、総合的な健康管理システムを早急に確立するなど、定年まで健康で働き続けられる条件整備を進めること。また、IT化における職場環境の改善やVDT労働対策など職場の労働安全衛生対策を一層強化すること。
26.小・中学校、高等学校における30人以下学級を早期実現するとともに、必要な定数改善を図ること。
27.職員の多様なニーズに応え、生涯にわたるライフプランをサポートするため、研修制度を充実すること。また、互助会・互助組合補助金削減を撤回し、福利厚生費の増額と福利厚生事業の充実・改善を行うこと。
28.ゆとりある高齢社会を実現するため、公務員共済年金の長期的な安定を図り、組合員の負担抑制、国庫負担増額の立場で関係機関に働きかけを強めること。また、医療保険制度の抜本改善を国に働きかけること。
29.非常勤特別嘱託員・非常勤若年特別嘱託員・非常勤職員等の報酬・交通費相当額などの待遇改善を図ること。
30.新再任用の制度の運用にあたって生じる諸問題については、府労連と十分協議を行うこと。

総務部長回答(11月20日19時00分、第4回団体交渉)

.府労連との良き労使慣行は今後とも維持。

2.扶養手当について国どおり、平成12年4月1日から改定。期末勤勉手当は0.2箇月分支給割合を引き下げ。年間4.75箇月分(12月分:1.6+0.55)今年度は3月支給の期末手当を0.35箇月分とする。


3.条例に基づく期末・勤勉手当2.35箇月分を12月8日に支給。職務段階別加算:人事委員会勧告に基づき制度化したもので、困難。

4.昇給停止:皆様方協議の上実施、よろしく。昇給停止年齢の引き下げに関わる要求:非常に難しい問題であり、引き続き皆様方と誠意をもって協議。枠外昇給:協議を踏まえて措置している。困難。

5.人事委員会の意見を踏まえ、国、他府県の動向にも留意しながら、適切に対処。
6.試験的実施の検証:十分話し合う。個人の能力と実績を反映した給与システム:国、他府県の動向も踏まえ検討。
7.福祉関係職員の職種や職務の状況を踏まえ検討。

8.8年4月から、給料表を国どおり改定し号給カット実施。今後とも人勧を注視。

9.(1)専任主事等の選考資格要件:諸般の情勢から困難、任用制度全般の中であり方を研究。専任実習助手の選考資格要件:引き続き検討。(2)主任主事等の選考資格要件:所要の改善を図ってきた。よろしく。現業職員の吏員任用:制度上難しい問題もあるが引き続き研究。(3)小・中学校事務職員の任用:今後とも任用の拡大に努力。学校栄養職員の主査任用:平成13年度から計画的に任用拡大が図れるよう、関係機関と協議。(4)主査級昇任考査制度:平成13年度から計画的に任用拡大が図れるよう、関係機関と協議。小・中学校事務職員の任用:制度の適切な運用と改善について引き続き検討。(5)技術職等の任用制度:行政職の動向を踏まえ皆様の意見を十分聞きながら検討。3類選考:全体の昇任管理のあり方の中で研究。


10.9年4月より「時間外勤務・休日勤務の手続き等に関する要綱」を制定し適切に対処。支給率:6年4月より改善。よろしく。夜間勤務手当:国・他府県との均衡から困難。


11.皆様方と協議の上条例制定した。よろしく。
12.一般行政部門:平成12年度必要最小限の採用を行った。13年度以降は、計画的な採用を基本に適切に対処。教職員:国の次期改善計画も見極めながら努力。小・中学校事務職員:13年度の新規採用の再開に向けて努力。
13.これまで所要の改善を図った。よろしく。
14.7年4月から共済制度で休業手当金給付、共済掛け金免除の措置実施。13年1月から育児休業手当金の支給割合改正。育児・保育に係る特別休暇:国、他府県の措置状況から困難。
15.既に一定の調整措置実施。通常勤務者との均衡上困難。

16.勤務時間条例改正:困難。時短リフレ研:今後とも促進。9年4月「時間外勤務・休日勤務の手続き等に関する要綱」実施、時間外勤務の適正化に努力。人事委員会報告の趣旨も踏まえ「ゆとりの日」の実効性確保等総労働時間の短縮に努力。縮減策:時間外勤務の実態把握を行うなど、引き続き研究。人員:業務量に見合った適正な配置を行っている。







17.他府県の状況も参考にしながら、適切に対処。


18.フレックスタイム:国の実施状況を参考に、他府県の動向も注視し、人事委員会の報告を踏まえ検討。研究職の任期付任用:「法」施行。国、他府県の動向を踏まえ研究。兼業規制:。国、他府県の動向を注視。
19.11年9月に完全学校週5日大阪府民会議を設置し検討を進めている。教職員の勤務条件:引き続き研究。
20.土曜閉庁拡大:今後とも条件整備の確保に努力。休日の代休制:指定状況を見極め対処。

21.改善に努めてきた。今後とも適職開発、職場環境の整備、雇用促進に努力。

22.7年4月から新介護休暇、欠勤制度導入、介護手当金等の支給制度導入。11年4月から共済制度で介護休業手当金支給、13年1月から支給割合改正。よろしく。介護欠勤制度の改善:国等の動向も注視しながら、今後検討。
23.旧姓使用:他府県の動向等も踏まえ、制度化について研究。セクシュアル・ハラスメント:11年4月から防止及び対応に様々な方策を講じている。職員の採用、昇任等:地公法に定める能力実証に基づき、公正・平等に行ってきた。今後とも法の趣旨を踏まえ、女性職員の職域の拡大など男女がともに働きやすい職場環境に努力。
24.リフレッシュ休暇・事業:平成13年度から若年層に配慮した制度拡充となるよう関係機関と協議。自主研修支援策・通学職免:平成13年4月1日から実施できるよう関係機関と協議。夏期休暇、その他の休暇:国、他府県の措置状況から困難。


25.健康管理:必要に応じて充実に努力。10年度から人間ドックの受診枠拡大。総合健康診断の試行実施等充実、今後とも検討。メンタルヘルス対策:今後とも啓発等に努める。労働安全衛生対策:安全衛生協議会の運営の充実を図る。府立学校安全衛生:大阪府立学校安全衛生協議会での調査や審議を踏まえ、引き続き健康の保持・増進を図る。小・中学校の安全衛生委員会の設置:11年4月設置率の向上等について通知、今後とも安全衛生委員会の設置等を指導。VDT労働対策:職場の労働安全衛生対策の充実に努める。
26.小・中学校の学級編成:13年度以降実施される次期改善計画の趣旨に沿って対処。教職員定数の改善:本府の独自措置も実施、今後とも国に要望、教育水準の維持や課題に配慮し、適正な定数管理に努める。
27.ライフプランサポート研修制度:非常に難しい問題であるが、皆様方の意見を聞きながら慎重に検討。福利厚生:より効率的、効果的な事業の推進に努力。互助会、互助組合の一般補助金:11年度からの計画期間中の措置として、引き下げることとした、よろしく。
28.国や関係機関の動きを注視し、適切に対処。
29.必要に応じて改善を図ってきた。よろしく。交通費相当額:段階的引上げの基本的考え方に立つ。
30.皆様方との協議を踏まえ、平成13年4月の条例施行に向け、努力している。その運用についても、皆様方と十分協議したい。