平成11年12月
新たな人事制度の導入について(案)
□新人事評価制度
1 制度の概要
(1) 目 的
職員の勤務実績並びに職務に関連して見られた職員の適性、能力等を記録して、これを職員の指導指針とするとともに、人事行政を運営する上での公正な基礎資料とし、職員の資質、能力及び勤務意欲の向上を図ることを目的とする。
(2) 対 象
部局長、府大学教員、国・都道府県・市町村等への派遣者、長期研修中の者を除く一般職に属する職員を対象。
(3) 評価者
1次評価者…原則として、被評価者の直接監督責任者
2次評価者…原則として、所属長又は部局(次)長
原則にあてはまらない課(室)、出先機関等については、個別に定める。
(4) 評価方法
○取組姿勢(責任感、積極性など)、能力(知識、企画力、折衝力など)、実績(仕事の成果)の3つの観点からの評価(A〜Eの5段階評価)
○職種、段階などで分類された評価要素群による評価
○第1次評価、第2次評価とも絶対評価
(5)評価の種類
@定期評価(年1回)
A臨時評価(条件附採用職員、休職中・長期欠勤中・育児休業中の職員など定期評価ができない職員を対象に実施)
(6)定期評価の時期
毎年3月
(7)評価結果の本人への説明
所属長との面談時に指導、育成上必要なものについて、評価結果を説明する。
2 評価結果の反映
評価のしくみとは別に、活用、反映のしくみを検討する。
@人事異動、昇任への反映
A昇給制度、勤勉手当の成績率への導入
B表彰、研修(能力開発)への反映
□新たな自己申告制度
現行、自己申告制度の対象を全職員に拡充するとともに、@職員ごとに1年間の自己目標の設定を行う(目標設定票:チャレンジシート)。
A所属長と職員の面談を行う、こととする。
□スケジュール
平成12年度 試験的実施→検証