機関紙「自治労府職」

 2000年2月11日号 

太田知事初登庁
共に進める 府政再生訴え
新知事誕生で自治労府職も期待

2月8日午前、府庁本館正面玄関で500人を超える職員が歓迎の拍手で出迎えるなか、公用車を降りた太田房江知事は深々と一礼したあと、元気に手を振って応え、職員らと握手を交わしながら初登庁した。
 府議会議場で就任あいさつした太田知事は「府民から託された『知事』という職責の重さを前に、府政改革への意欲と緊張感がみなぎっている。大阪の未来を切り開くため、持てる力のすべてを投じていく覚悟です」と力強い決意を述べた。また、職員には、@行財政改革をゆるぎないものにすること、A経営感覚の徹底、B新しい世紀にふさわしい行政感覚を備えることなどを要望として訴え、「いっしょに考え、いっしょに悩みましょう。その中から活力に満ちた力強い大阪、人を思いやり、痛みが分かる大阪が姿を見せると信じています。皆さんのご協力をお願いします」と訴えた。
 自治労府職は、太田知事誕生にあたって2月7日、別掲の委員長見解を表明し労働条件の改善はもとより府政再生に向けた取り組みを引き続き強めていく。
委員長声明

 

良き労使慣行の継続約束
府労連三役 太田知事と会談

府労連三役は、2月9日太田房江知事と会談した。田渕委員長は、あらためて就任のお祝いを述べ、選挙戦の労をねぎらった。また、「府労連とのよき労使慣行」の維持・発展と働きがいある職場づくりを求めた。
 太田知事は、府労連の支援に感謝の言葉を述べ、府労連とのよき労使慣行の維持・発展を約束するとともに「昇給停止などの措置で、すでに痛みを分かち合っていただいていることは十分承知している。労働条件について厳しい場面はあると思うがよく話し合い、理解を得る努力をしたいので今後ともご協力をお願いしたい」と述べた。

政策の意見交換行いより良い府政めざす
 さらに、府労連は今後、政策面についても意見交換を行いながら、良い意味での府政推進のパートナーシップを発揮し、厳しい財政状況でも働いていてよかった、住んでよかったと思える大阪府をめざして、共にがんばっていくことを誓い合った。

女性部定期大会  いきいき・はつらつ・しなやかに


 2月3日、女性部はエルおおさかで第46回定期大会を開き、2000年度の運動方針を決定した。大会には各職場から47人の代議員が参加し活発に討論した。
 経過報告の討論では中宮病院支部から臨時的任用制度の問題点、病棟婦業務の民間委託による職場の混乱で当局を厳しく追求した取り組みを報告。また、社会保険支部からは身分移管闘争の全力の取り組みが報告され、経過報告は満場一致で承認された。
 運動方針では、2000年4月からの国費職場の国への移行で、本部全体として組織整備が行われることと、組合活動への制約から、今後の女性部のあり方についての議論も深めた。組合として女性の声を広く反映させるため、積極的に組織への参加・参画を図っていこうと、2000年度の方針を満場一致で決定した。大会で選出された2000年度の各役員は次の通り。

【常任委員】
山口 郁子(福祉支部)
西村 孝子(商工支部)
林 加代子(税務支部)
近藤 和美(中宮病院支部)
柚木さおり(建設支部)

【選挙管理委員】
福島 美恵(保健医療支部)
神野多美子(府立病院支部)
宮城 千砂(中宮病院支部)
中村 順子(労働支部)
菊原 佳恵(税務支部)

 

府税の定数配置提案
職制・間税見直しなど136人減員

2月8日、人事課は自治労府職に対し、府税事務所の「職員定数配置計画」を提案した。
 府税事務所については平成12年度から、@事務所の統廃合、A特別地方消費税の廃止などによる業務量の減少が予想されており、今回の提案も総数136人(年度途中の提案も含めると190人)にものぼる減員提案という非常に厳しい内容になっている。
 具体的な内容は、職制の見直し(所長・次長・課長などの見直し)で76人の減員、関税(特別地方消費税)の見直しで82人の減員、事務所統合による電話交換手の減員などがある一方、他の業務の充実・強化として一定の増員要素もすべて含まれている。
 この提案の回答期限は、現業部門については当該職員の通勤訓練などに配慮するため2月22日とし、それ以外については通常の人員提案(本庁組織機構を含む)が2月下旬に予定されており、その時点で示すとしている。
 自治労府職は今後、職場論議を経て精力的な交渉を積み重ねるなかで判断していきたいと考える。

職場討議資料組織整備
さらなる組織・運動発展に職場から積極的な討論を  
職場討議案へ

国費職場の国への移行や府の組織再編など、自治労府職として極めて重要な転機を迎えている。労働組合運動の基盤である職場・行政組織の大幅な変化に対応しながら、組合員の生活と権利を守る組織形態を追求しなければならない。より現実に即した組織を確立し、労働運動をさらに進めていくために、職場での積極的な討論をお願いします。

自治労セット共済
(団体生命共済・長期共済・学資共済)臨時募集のお知らせ

●募集期間 2000年2月14日〜3月10日
《募 集 内 容》
●共済期間 2000年4月1日〜9月30日
※次回の更新については、通常の継続募集時(6月〜7月)に2000年10月〜2001年9月末までの共済期間の継続加入用紙が打ち出されます。
★団体生命共済
 新規加入または家族の追加加入
 ※3月末現在未加入の組合員、配偶者、子供(4月1日現在23歳未満、23歳以上は扶養している子)に限ります。ただし、3月末退職予定の方は対象外となります。
★長期共済(団体生命共済に加入していることが加入の条件)
 新規加入または長期共済未加入者の追加加入
 ※4月1日現在、55歳以上の方は1口のみの加入となります。
★学資共済(組合員および子供の団生加入が条件です)
 新規加入または学資共済未加入者の追加加入
 ※4月1日現在、組合員は55歳未満、子供は12歳未満が対象となります。
 (注意)現在、加入している
  内容の変更はできません。
 加入の要件など、詳しくは
 パンフレットをご覧ください
 (問い合わせ先)自治労府職 福利厚生部
   (06)6945−4056(直通)
     府庁内線 3781〜3786
※2月1日付bR73号「自治労府職」掲載の広告は共済期間が誤りでした。お詫びして訂正します。

自治労近畿センター
「きょうさい」イメージ募集中   採用者にはパソコンが

自治労近畿センターは25周年共済イメージ作品を募集している。応募要領は次のとおり。
【テーマ】
「きょうさい」のイメージ
 あなたにとって「きょうさい」「助け合い」のイメージを自由に表現する。
【ジャンル】
 写真・絵画・イラスト・コンピュータグラフィック・キャッチコピー・詩・小論文(400字詰め原稿用紙2枚以内)など作品のジャンルは問わない。
【ポスターへの掲載】
 寄せられた作品は事務局で審査し、優秀作を25周年共済ルネッサンス・キャンペーンのポスターに仕立てて順次発表。第1回は4月初旬予定。作品は原則として返さない。(掲載にあたってはデザインの都合上、作品の一部をトリミングしたり改変することがある)
【賞品】
 ポスター採用作品にはパソコン「I―MAC」を、応募者全員には1000円分の図書券をプレゼント。
【申込先】
 自治労近畿センター25周年キャンペーン係 〒550―0041 大阪市西区北堀江1―1―10  アークビルディング2F TEL06―6531―1551 FAX06―6531―7221
【締切】第1次 2月末日

福利厚生部「かにすき」セット  締切間近

好評の「かにすきセット」も、いよいよシーズン終盤。まだ、ご賞味されていない方、もう1度という方、ぜひ松葉がにを食卓に。
 申し込みは、専用の申込用紙に必要事項を記入のうえ、福利厚生部まで(FAX可、06―6947―1500)。商品代金は申し込みと同時に次の口座に振り込んで下さい。
■近畿労働金庫本店(普)5863934
■大和銀行大手支店(普)8847973
名義はともに自治労大阪府職員労働組合
 締切は2月25日
 申し込み受付締切日は2000年2月25日(金)で、それまでの間は随時、申し込みを受け付けます。

1セット特価6000円

 気になる価格は、松葉がに8肩(4匹分)で送料・消費税込み1セット6000円。
 配送可能日は
2月29日まで
 配送可能日は2月29日(火)までで、申込書の「配達希望日欄」に必ず記入してください。また、配達希望日は申込日から5日以上あけてください。